2023年10月1日

<再配信版 第23話  生命のバランス>

こんにちは

10月に入って、急に涼しくなりました。

通照院の彼岸花もあわてて、咲きはじめ

今、紅白がキレイに咲いています。

☆☆

今日は、ネズミの話からです。

はつかねずみの話を聞きました。

二十日鼠と言われるようになったのは

妊娠期間が20日ほどであるという説が有力ですが

(寿命ではありません。。。)

甘口鼠が、書き間違えて廿日鼠になったとか

生後20日ほどで身体の大きさが一人前になることから二十日鼠と言ったり

身体が小さいから「わずかネズミ」といったり、ちょこまかと動くから「はしかいネズミ」と言ったりしたことから

【ハツカネズミ】となったそうですが

いづれにせよ。その二十日ネズミさん。

オス1とメス99匹で生活としていると

次世代は、オスが多くなり

5代6代の子孫になるとオスとメスの割合が1対1になるそうです。

逆に

オス99とメス1匹で生活していても

だんだん割合が1対1になっていくようです。

自然界には絶妙のバランスがあるのです。

オスとメスがあるのもそのバランスを保ちつつ、さらに時代に合うように、いい種を残すように、成長するようにできているとおもいます。

新たなものと出会い、そしてそこからさらに新しいものが生まれていく。

秋は、出会ったものが実りゆく季節。

今年のアナタの秋は、何が実っていますか?

1対1で、バランスがとれるのです。

私のことを褒めてくれる人

感謝してくれる人

好きと言ってくれる人

指導してくれる人

クレームを言う人

キライと言ってくる人

その人数は違うかも知れませんが、エネルギーバランスはとれているとおもうのです。

8人が褒めてくれても

(*^_^*)

2人が強烈に、しかってくれる。

(^0^;)

その割合は逆かなぁ。

(>_<)

だけどそれでバランスがとれて成長するのです。

10人が10人とも褒めてくれるとつけあがり成長が止まってしまいます。

10人が10人とも自分を否定するとガッカリして自信を失って止まってしまいます。

自分に文句を言ってくださる人は自分の人生において悪役を演じてくれる人

あまりうれしくはないかもしれませんが、

感謝ですよね。

それでワタシのいのちのバランスがとれます。

せっかくご縁があって出会った人お一人おひとりに感謝できる秋にしたいです。

朝晩、急に寒くなってきました。お風邪に気をつけて!

今週も、ご機嫌よう。

けいくう

☆おまけ☆

小さい二十日鼠さんの寿命2年ぐらいだそうです。

大きいゾウさんの寿命80年ぐらいだそうです。

だけど心臓の鼓動の回数はネズミさんもゾウさんもそして人間もだいたい同じなんです。

自然界、バランスとれています。

面白い、いのちの不思議です。

小さきは 小さいながら おみなえし 日をなつかしむ 秋の野末に

小さくも 巣立つ 羽ばたき 見よ 今に 天かける日の 金色の空

                          (田中木叉上人道詠)

(この文章は2015年10月15日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)