2023年9月3日

<再配信版 第19話 やさしき人に>

こんばんは♪

9月になりまして、朝晩は、過ごしやすくなりました。

それにしても暑い夏でしたね。

(~Q~;)

ふと、本堂の裏の押し入れを開けますと、小冊子が目に入ってきました。

それは、『やさしき人になりたく候』です。

この「ふと」は、「不図」とも書きます。

自分の思惑ではなく、自分にやってきたもの。

これは、何かのメッセージだとおもい、メルマガで以前紹介したのを調べると

2013年9月1日に書いていました。

☆今日は、その時のメルマガの一部です☆

広島・西光寺・檀上宗謙上人の講演録

『やさしき人になりたく候』の印刷が上がってきました。

祈りの生活から紡ぎ出された言霊の数々を味わって頂けます。

今日は、その最後の箇所を紹介します。

私はいつも言いますが、ほめるには知恵がいります。

そこが私たちの大切なところです。

では、その知恵をどうやって引き出すか。

それは私たちの瞑想(祈り)の中にあります。

それは穏やかな心でないとできないことですもし心が荒れていたら、いつも戦ったり争ったりして、私たちはほめることを忘れてしまいます。

日本人はそうですが、アメリカ人もそうです。

もしこれから将来、戦争のない世界を作るとすれば、私たち人間どうしがほめあう習慣をもっと高めなければいけないと思います。

それは慈悲のエネルギーです。

慈悲は毒をハチミツに変えます。

毒は私たちのなかにある。毎日毎日、毒を作りだしています。

ほめたり感謝したりすると、その毒はハチミツに変わります。

今日家に帰ったら子供さんたちにどうぞキスをさしあげて下さい。

たぶんその時子供さんは、「お母さん、今日のキスはなんて甘いのでしょう!」と言うでしょう。

「それは、今日カーサ・デ・マリアでのとても良いお坊さまのお話し会で、私の心が清められて、体の中でハチミツを作り出したからよ!いつもしかっているのは本当のお母さんではないことを知っておいてね」と話してあげてください。(笑)

小冊子をご希望の方は

メール  contact@tsushoin.jp

にて「小冊子希望」と書いて送付先の住所と氏名を送って下さい。

差し上げたいとおもいます。

(*^_^*)

この夏は、どんな体験をなさりましたか?

生きていると

苦しいことも、悲しいことも、体験しなければなりません。

どんな体験も、こころ豊かに生きていくために必要なこと。

逃げずに、楽しめるようにとりくみましょう。

今週もお元気で。

ご機嫌よう!

けいくう

☆☆

し得ねども 手はひけぬこと 手にあまり いのる誠に 授かる力

さらばとて 移し植え得ぬ 秘めし種 苔むす岩も 裂きて咲かせん

                          (田中木叉上人道詠)

(この文章は2013年9月1日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)