まだまだ暑い日が続いています。皆さま、お元気ですか?
台風も日本に向かって進んできています。
f(^ー^;
山の日あたりからお盆休みの方も、多いのではないでしょうか。
東京から神戸まで13時間かかって車で帰ったという話を聞きました。
お疲れさまです。
お盆には、里帰りする。
これは生きている者も亡くなっている方々もです。
(*^_^*)
故郷に帰って家族親戚が集い、料理を囲み・歌い・踊る
和気あいあいとすごすのがお盆です。
12日の晩には、迎え火を焚いて「此処が我が家ですよ~!」とお迎えし、
茄子やキュウリで牛や馬を作り少しでも楽にお帰りくださいとお祀りする。
ところで「鬼灯」ってなんと読むかご存じですか?
???
???
難しいでしょう。
正解は 「ほおずき」 です。
(*^_^*)
読めた方、すごいですね。 (*^ー^)b やったね!
このほおずきは、6月すぎに花が咲いて、その後、六角状のガクが発達して果実をつつみ、袋状になり、熟すとオレンジ色になります。
お盆のお供え花の一つとして飾られることが多いのですが
これは、死者の霊(鬼と表現)を導く提灯の意味なのです。
それで鬼灯です。
(^0_0^)ナルホド!
☆
そうして、家族のもとに帰ってきた先祖の霊位がいる場所が精霊棚です。
その前で、お参りするのでお盆まいりのことを棚経参りとも言っています。
13日~15日で、お参りできたらいいのですが、私の場合は5日~15日まで
で、弟子と合わせて400軒弱をお参りしています。
(@@;)
今年もあと2日、ガンバリマス!!
(台風が心配です。)
お参りしていて、感じるのですが
この8月の季節は、生命が一番、活動的になるのではないかなぁ~と。
池の鯉の食欲もスゴイですし、草木もグングン伸びる。
あまりにも日光が強すぎるので、人間はバテ気味ですが、、、。
死者たちもイキイキと動き回っているような気がします。
だから怪談(オバケの話)とか肝試しはこの時期に多いでしょう。
(*^_^*)
ちなみに現代人がコワイ場所はお寺やお墓ではなくて、夜の学校や病院だそうです。
どうですか?
夜の誰もいない学校や病院、一人で行けますか?
・°°・(>_<)・°°・。エーン
人が亡くなる時は病院が多いことの結果でしょうか。
☆
死者はコワイ!という方
死者は応援してくれているという方!
その人の受け取り方によって、オモイは大きく変わります。
お盆の行事は餓鬼に施しをし、亡き人をお迎えして日頃、応援してくださっていることを感謝する行事です。
イタズラに恐がるのではなく「おかげさまです。ありがとうございます」と手を合わせて感謝しましょう。
(>人<)
南無阿弥陀仏
そして15日が過ぎたら精霊送りをします。
川にお船を流したり、大文字焼きのように、送り火を焚いたりします。
これは川の向こうや山の上に死者の世界(あの世)があると考えられていたので
そこに帰ってもらってまた、日常の生活に戻るという儀式です。
☆
先祖は、いのちの根。
根をしっかり養うと、やがてきれいな花が咲きます。
今の自分があるのは先祖代々、いのちのバトンをつないでくださってきたからです。
まさに今日からお盆。
お仏壇やお墓参りをして、先祖に手を合わせ自分のいのちを考えましょう。
(>人<)
南無阿弥陀仏
立秋が過ぎ、朝夕、幾分涼しい風が吹くようになりましたが、日中は暑さが厳しいです。どうぞ、お身体お気を付け下さい。
では、ご機嫌よう!
けいくう
☆☆
待てしばし 我も往く身ぞ きよき国 先立つサトリ 道標(みちしるべ)せよ
想い出の 煙にゆらぐ 反魂香(はんごんこう) おりおり通え せめて夢路に
(田中木叉上人道詠)
※反魂香とは
焚くと死者が、その煙の中に現れるという伝説のお香のこと。
亡き人は今も、アナタのことを応援してくださっていますよ!
(*^_^*)
(この文章は2012年8月12日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)