2023年4月23日

<第1000話 祝1000回!!>

こんばんは♪

今日は、朝の念仏会で

「お経」って何という題で

お話しました。

結論から言うと

「仏説」を含む文章がお経

という事になるのですが、、、

言葉で定義をするって、難しいですよね。

そのたとえ話として

剣道の段位の話をしました。

全日本剣道連盟の「称号・段級位審査規則」というのがあります。

https://old2.kendo.or.jp/kendo/ranking_titles/#all

その中で、第3章第15条に、段位の審査の付与基準があります。

段位は、初段から八段までとし、第17条第1項各号に規定する資格を有する受審者であって、次の各号の基準に該当する者に与えられる。

初段は、剣道の基本を修習し、技倆良なる者

二段は、剣道の基本を修得し、技倆良好なる者

三段は、剣道の基本を修錬し、技倆優なる者

四段は、剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者

五段は、剣道の基本と応用に錬熟し、技倆秀なる者

六段は、剣道の精義に錬達し、技倆優秀なる者

七段は、剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者

八段は、剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者

今朝は、実際の段位審査のビデオを観ながら、細かく解説したのですが、、、

この付与基準をご覧になっただけでは

違いがわかりにくいとおもうのです。

修熟と錬熟の違い

錬達と熟達の違い、、、

これらは、なんとなく、達成度の違いかなぁと想像できますが

精義とか奧義って何?

奧義は、私はまだ会得していないので、わかりませんが、

精義、、、

これを掴まないと六段に合格しません。

五段から六段の階段の段差は、大きいとおもいます。

精義をあえて言葉でいうと

オモイを丹田に込めていって、ココ!という瞬間に、すべてを捨てきって打ち込むこと。

そして、その一本を打つための

ストーリーがある(自分から仕掛けていくこと)

だと

自分では思っています。

しかし、「言うは易く行うは難し」です。

これを掴むために、日々、稽古していくのです。

今は、奧義を掴めることを目指して、稽古しています。

(*^_^*)

言葉で伝えるのには

限界があります。

料理のレシピをいくら見ても

実際に料理を食べないとわからないのも同じですよね。

思っていることの半分も言えない、、、

という経験をされた方もおられるでしょう。

だけど

聞いた方は

読んでくださる方は

出てきた言葉から

「おもい」を想像し

受け取るしかできないんです。

だから

受け取り方も大切だとおもいますが、

伝え方も工夫しないとなぁと

常々、考えていました。

言葉に心を乗せると「言霊」になる。

拙い文章に、心を乗せて、

ご覧下さる方が、

少しでも

心が軽く、明るく、楽しく、生きてくださればいいなぁとおもいつづけ

そうして

「光明を放つ言霊」を毎週のように

コツコツ書いてきて

今回で、第1000話と、なりました。

今まで飽きもせず、ご覧いただき

ありがとうございます。

読んでくださる方が居られるので、忙しい時も、辛いときも、ネタが無いときも、、、

続けてくることができました。

本当に、感謝です。

(m_m)

私自身

1000回をもって

終わりにしようかとおもったりもしましたが、、、

一つの終わりは、次のステージの始まりですよね。

小学校を卒業したら、中学校に入学。

というように。

ですから

これからは

少しずつ形を変えて、お届けできるように考えています。

当面は、このホームページのブログ欄は

以前の文章を少し編集し、再掲載させていただこうとおもいます。

どうぞよろしくお願いします。

感謝を込めて。

けいくう

☆☆

朝夕に 歓喜感謝の むね晴れて 希望こおどる 無量寿の旅

し得ねども 手はひけぬこと 手にあまり いのる誠に さずかる力

上もなき のぞみをとぐる為の今日 息するなかれ 念ぜぬ時は

                      (田中木叉上人道詠)