2021年12月26日

<第931話 仏道修行の用具>

こんばんは♪

寒波襲来

{{ (>_<) }}

風が冷たいですね。。。

年末ジャンボ宝くじ

と聞いて

何をおもいますか?

10億円!

とか

あたるはずない

とか

夢を見たい!

とか

私には関係ない。

などなど

人によって同じ言葉を見ても

受け取り方は違いますよね。

さらに

皆さまの知り合いで

もし

10億円を当てた人が居られたら

知り合いだから

少しは分け前をもらいに行こう!

実際には行かないにしても

おもう人は

多いかもしれません。

こう書いている私も

もらいに行きそうです。

(>_<)

小学校6年生のころ

どこかのレストランに食事に

連れて行ってもらった時のこと。

食前にオレンジジュースが出たんです。

それが、すごく美味しくて

サッと自分の分を飲み干してしまって

コップを置いたら

目の前に

母の分のジュースが

置いてあったので

それも

続けて

飲んでしまいました。

普段から、自分のお皿の食事を食べ終えると

「足りた? もう少し欲しかったら、これもお食べ!」と

自分の分を差し出してくれていた母ですから

私の中で「僕のものは、僕のもの」

「母のものも、僕のもの」というオモイがあったんです。

子どもらしいと言えば、そうかもしれませんが、、、

その時、母がボソッと

「そのジュース、私も飲みたかった。。。」

と言ったんです。

それが、すごくショックで、

「母のものを飲んでしまった」と後悔しました。

勝手に、自分が飲んでイイと思い込んで

きちんと確認もせずに、したこと。

偏に、私のワガママでした。

このワガママが

自分のものさし

おもいこみ

です。

この勝手な思い込みで

人や物事を評価してしまうことは

悲劇を生んでしまうかもしれません。

道具は、

仏道修行の

 ・

用具

 ・

が語源とも言われています。

仏道を歩んで行くために

仏さまに近づくために、使われる用具。

その一番身近な道具が

「言葉」です。

どんな言葉を使うか。

物事を受け取る時には、そこに少なからず自分のワガママがあることを知って

そして

相手が幸せになる、温かくなる言葉を使っているか。

仏道修行の用具を正しく使うように心がけましょう!

☆☆

心を込めて使う言葉を「言霊」といいます。

このメルマガのタイトルは「光明を放つ言霊」。

仏さまの光を感じていただくため。

そして

周りの人々

そして

自分をも    

仏さまに近づけていき

こころ豊かに、笑顔多く、幸せに

生きていくために

少しでも役立つようにとのオモイを込めて

書いています。

今年も、駄文・長文・拙話を読んで頂いて

ありがとうございました。

(m_m)

あと、一週間で令和3年も終わります。

せわしくなりますが、どうぞ丁寧な言葉使いを心がけて

笑顔の輪を広げていきましょう。

お風邪にお気を付け下さい。

けいくう

☆☆

見ぬうわさして 何かせん そのひまに 足を早めん 暮れ近き道

おかさじと おもう下より また犯す この罪の根を たつすべもがな

                  (田中木叉上人道詠)