2021年7月25日

<第909話 愛と無関心>

こんばんは♪

昨日は、満月がことのほか、美しく見えました。

お月さま、いいですね。

(*^_^*)

今日は、昼のお参りが終わってから初盆の方の水塔婆を書いてました。

すると

夕方、続けておまいりの方がありました。

その中でHさんご家族。

4人でお見えになりました。

Hさんは、お母さんが急に体調が悪くなり、その様子を見ながら看病をしている自分が、とてもしんどかったから住職さんに会いたいとおもっていた。

お寺に来たい、来たいとおもっていたけど、これなかったのですが、、、

この度、息子が結婚することになり、今日顔合わせがありました。

その時、息子がこの後、お寺に行って墓参りして、ご先祖さまにも報告したいと言ってくれたので、お寺に来れたんです。

そうしてら、住職が居て会えた!!

うれしいわ~!と言ってくださいました。

「アナタに会えて、うれしい!」と言われると

やっぱり、うれしいですね。

(*^_^*)

それで

その奥さまには、お母さんのことは、もう「仏さまにおまかせしましょう」と伝え、そして、息子さんには、二人が末永く仲良く暮らしていく話をしました。

(*^_^*)

☆☆

人間関係を続けていくコツは、「愛」があることです。

当たり前ですよね。

(>_<)

では、「愛」がない状態って、どういう状態ですか?

「愛」の反対は、「憎しみ」ですか?

そうかもしれませんが、

愛は、プラスの気持ちを相手に伝えること。

憎は、マイナスの気持ちを相手に伝えること。

自分の気持ちを相手に伝えることには、変わりがありません。

ですから反対は

気持ちを伝えないこと。

素っ気なくすること。

無視。

どうでもいいとおもってしまうこと。

無関心。

などのような気がします。

だから、相手に感心を持ち続けて

しかも、尊敬できることを見つけていくこと。

これが、人間関係を長続きさせるコツだとお伝えしました。

出逢ってしばらくは、

相手のことしか関心がなく、寝ても醒めても考えています。

だけど、だんだん慣れてくると

関心が薄れてしまうことって、ありませんか?

☆☆

これは、私を含め男性に多いとおもうのですが、、、

私なんて、とくによく言われます。

「全然、変わってないね!」と。

(>_<。)

男性の好みとかは、あまり変わらないとおもうんです。

子どもの頃好きだったことは、大人になっても好き。

だから、飲食店の方からお聞きしましたが

リピーター(固定客)を狙うなら、男性がいい、と。

女性は、新しいものに敏感です。

いいことですが、この店がいいと言っても、隣に新しい店ができたら

さっとそっちものぞきに行きます。

好みも、その時、その時で変わることがある。

少し髪型を変えただけでも、そこに気がついて褒めてくれる男性は、

「あっ、私のことみてくれているな」→「関心がある」→「愛されている」となりますが、、、

悲しいかな、男はそこまで、なかなか気がつかないんです。

(>_<。)

相手に感心をもって、微細な変化に気づいて、はじめて相手がよろこぶことをタイムリーにできるようにおもいます。

相手に感心をもつこと。

それも否定しないで、尊敬を持ってできたらいいです。

(*^_^*)

そんな話を楽しくしていたら

一緒に来ていたご主人が、「そうやな。おまえのおかげで、俺は仕事をちゃんとできている。ありがとう!」と横に居た奥さんに言われました。

奥さん、お母さんのことで落ち込んでいたけど、顔を上げてニコってされました。

(*^_^*)

言ったご主人もニコってされて、、、。

今度結婚するお二人もニコってされて。。。

そうして、みんな笑顔が広がる時間を共有させてもらい、私ももちろんニコニコでした。

(*^_^*)

☆☆

ご先祖さまに手を合わすことは、ご先祖さまに関心を持ち続けているということ。

関心:心を関わらせているということ。心を通わせているということ。

そうしたら、ご先祖がたは、うれしいに決まっています。

いつも見守ってくださっているご先祖が喜んでくださっていたら、どんどん人生が豊かになるようにおもいます。

来月8月は、いよいよお盆の月です。

お仏壇やお墓に手を合わせて、日頃の感謝を捧げましょう!

尊敬と関心。

つながりを大切にするには、必要なことです。

慣れないように、気をつけましょう!

と、自分に言い聞かせています。

(*^_^*)

今週も、お元気で!

ご機嫌よう。

けいくう

☆☆

  恋しけれ 日々幾万度 往き来して いつも初めて あうここちする

  おもわれて おもうゆかしさ 法悦に 悪もにくめぬ なごやかさかな

  へだつれば ひとしお恋し 虹の峰 おもいのかよう 橋となれ虹

                      (田中木叉上人道詠)