こんばんは
今日は深心の2回目です。
深心とは、深く信じる心のことと先週書きました。
深く信じるとは、どういうことでしょうか?
普段、私たちが信じるというのは、自分の思い、とらわれ、イメージなどを相手に投影して、相手もこうしてくれるだろうと「信じて」います。
自分が、信じたいように信じている。
例えば、
これだけ好きだから、相手も好きでいてくれるだろう。
とか
これだけ、勉強したから、合格するだろう。
しっかり治療したから、治るだろう。
などと。
しかし、現実は、それが叶うこともあれば、叶わないこともある。
あれだけ、練習をしたのに、試合で負けてしまった。
など。
仏さまを信じるとは、自分の思い通りにならなかったとしても
そこに感謝ができるかどうか?
理不尽な思いをした時、自分の思いが叶わなかったとき、神も仏もいないと天を仰ぎ嘆きたくなることもありますが、、、
そんなときでも
どんなときでも
仏さまを信じていくこと。
それが、深く信じていくということではないでしょうか。
人生、思い通りにいかないことの方が多いです。
そんな時でも、仏さまを信じてお念仏をしてすごしていきましょう。
今週もお元氣で!
けいくう
☆☆
ま心は おこりかねても ただとなえ 称えておれば おこるまごころ
つみのわれ すてず身に添う み親にぞ 叱(しか)らるるかな 護(まも)らるるかな
(田中木叉上人道詠)