こんばんは♪
新緑の中を爽やかな風が吹き抜ける季節になりました。
そういう風を薫る風、薫風(くんぷう)といいます。
唐の文宗皇帝が
人皆厭炎熱 我愛夏日長
人は皆 炎熱を 厭うも 我は夏日の長きを愛す
と、言いました。
人は、灼熱のような暑さに辟易しているけど、私は夏の日が長いのが好きだ。
という意味です。
すると
側で使えている 柳 公権 が
薫風自南来 殿閣生微涼 薫風 南より来る 殿閣 微涼を生ず
薫風が南から吹いてきて、皇帝の屋敷はなんとも涼しくていいですね。
と、言ったところから、「薫風自南来」という言葉が生まれました。
ところが、それが有名になったのは、それから200年ほどして
蘇東坡が
一為居所移 一たび居のために移されて
苦楽永相忘 苦楽 永く相忘れる
願言均此施 願わくは言わん この施しを均しうして
清陰分四方 清陰を四方に分たんことを
皇帝、あなたのところは、涼しいかもしれませんが、下々の民は、その暑さに本当に、苦しんでいるんです。
どうか、あなただけが涼しい顔をしていないで、すべての民のことに清い陰を分けてください。
と
揶揄したことで、有名になりました。
天の授かりもの
それは、みんなのものであってほしいですよね。
日が照り、風が吹き、雨がふる。
それをよろこべるように、お念仏いたしましょう。
今週もお元氣で!
けいくう
☆☆
みすがたおもう そよ風に 心の庭は 花ふぶき おもいにお慈悲の
息かよう とけてとろくる 南無あみだ (田中木叉上人道詠)