2025年2月9日

<第1022話 ほのかに>

こんばんは♪

大雪の地方の皆さまへ、お見舞いもうしあげます。

さて、突然ですが

この漢字読めますか?

仄仄

ちょっと難しいですか?

では

仄か

は、いかがでしょう?

そう

「仄か」は、「ほのか」ですね。

では、

「仄仄」は「ほのぼの」と読みます。

今月の浄土宗のカレンダーに

「ほのかな光で 花は 開く」

とありました。

ほのか とは

ほんの少しの

かすかな

わずかに

という意味です。

ほんの少しの光で、花は開く。

明るい光をいっぱい浴びなくても、花は開く。

むしろ太陽に照らされ続けると、枯れてしまいます。

仄かな光

仏さまの光は、ほのかです。

しかし、その照らしているかどうかわからない程度の光で

私たちの心の花も開くのです。

それも、ゆっくり ゆっくり、と。

焦らず、じっくり、自分の人生、進んで行きましょう!!

今週もお元気で。

けいくう

☆☆

身は水のあわ きゆるとも キララ夜明けの 海キララ くらければこそ 気がつかぬ とわにかがやく 大海原

招くお慈悲に 誘われて 門の戸たたく 南無の声 答えは聞けど まだあえぬ あえぬみ親ぞ なお恋し

                      (田中木叉上人道詠)