2024年12月29日

<再配信版 第71話 言の葉>

こんばんは♪

皆さまにとられましてはどんな一年でしたか?

三業(さんごう)という言葉が仏教にあります。

今年も残すところあと3日となりました。

身業(しんごう) 口業(くごう) 意業(いごう) の三つです。

身業 どんなことを行ったか

口業 どんな言葉を発してきたか

意業 どんなことを思っていたか

一年の終わりに振り返ってみましょう。

言葉は昔は「言の葉(ことのは)」と言われていました。

もっと前は言(こと)だったのですが、「こと」は事に通じ、実際に起こった事柄をあらわすので単なる表現だけとして言の端(ことのは)と言われるようになりました。

または言の羽、辞(ことば)、詞(ことば)などが使われていましたが、

やまとうたは人の心を種として

よろづのことの葉とぞなりける

(『古今和歌集』)

で葉は生い茂って豊かさをあらわすことから「言の葉」に定着したという説もあります。

同じ言葉を心を込めて使うと相手にしっかりと伝わっていく。

それを特に言霊(ことだま)といいます。

今年も、あなたの光輝くキラキラした言霊を耳にした人が幸せな楽しい気持ちになる「光る言霊」を口にされたことをたくさん発せられたとおもいます。

そして皆さまがよき新年をお迎えになるように念じております。

近くの人に言ってみましょう。

「今年もお世話になり、 ありがとうございました。」

「来年もよろしくお願いします。」

「あなたのことが 大好きです!」

「ありがとう!」

「いとおしい!」

「気持ちいい~!」

「最高!」

「あ~幸せ!」

きっと幸せの笑顔の花が咲きほこりますよ。

(*^_^*)

寒いですからお風邪に気を付けて。

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という私が今、珍しいことに鼻風邪!!

早く治したいとおもいます。

(>_<)

けいくう

☆☆

踏まれても たんぽぽは笑む 野にあざみ 世に捨てらるる 言の葉のとげ

(※言の葉のとげに注意しましょう!)

過去の墓 掘りて こぼすな 毒の水 毎日元旦 門出の旭

(田中木叉上人道詠)

今年一年もお付き合いくださり、ありがとうございました。

(この文章は2012年12月30日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)