2024年11月3日

<第1012話 茶かゆ>

こんばんは♪

今月から、なぜか毎朝、茶粥を炊いている。

もともと通照院では、毎週日曜日の念仏会で、1時間の念仏の後、茶粥を頂いているが、朝、茶粥をいただくと、極めて調子が良いです。

炊き方は、水1.5リットルから2リットルを鍋で沸かし、ほうじ茶を入れて

洗った米1合を入れて、塩を小さじいっぱいぐらい。

で、20分、炊いたら、美味しくいただけます。

(*^_^*)

茶は9世紀はじめに、空海が唐からほうじ茶の種子を持ち帰り、栽培したことからはじまり、東大寺のお水取りでは「ゲチャ」と呼ばれるほうじ茶で煮て取り去った物がある。これが、茶粥の原点とも言われている。

1200年以上も前から、茶粥は食べられていた。

私は、よく「おかいさん」と言っていたが、大和の吉野川流域では、朝に茶かゆを

炊く家が多かったようである。

今から、寒くなる季節、時には茶粥を食すのもいいかも。

もしくは

毎週日曜日の法の集いでは、茶粥をふるまいますので、通照院へ食べに来てください。

法話は、心のごはん。それに茶粥も食べて頂くと、一週間、幸せにすごせますよ。

もし自分が、亡くなる時、最期まで食べたいのは、茶粥かなぁと

今は思っています。

(*^_^*)

寒くなりますから、どうぞお身体、ご自愛の程。

けいくう

生ける天地に 合掌し 念(おもい)をはこぶ 心霊界

  端厳微妙(たんごんみみょう)なつかしき 大悲のミオヤ 見そなわす

真正面に 見そなわす 大慈大悲の 親さまの

  一声ごとに ふくまする 乳をのむ 南無 阿弥陀仏

                        (田中木叉上人道詠)