2024年10月13日

<再配信版 第67話 苦労と苦悩>

こんばんは♪

今日は、「苦労」と「苦悩」の話をします。

苦悩は、自分に都合の悪いことが起こったとき、あれこれ悩み、頭を抱えること。

考えているだけ、、、。

苦労は、「ご苦労さま!」という言霊もあるように考えるだけでなく身体を使って

そこに行動も入っている!

そして「苦」は、動いていると、いつの間にか「苦」ではなくなっていることが

多いです。

苦悩人とは、言いませんが「苦労人」と言うことがあります。

あの人は、若い頃からいろいろあった苦労人だ!

それは、最高の褒め言葉だとおもうのです。

自分に与えられたことを逃げずに行動に移し、乗り越えられた方への讃歎の言霊です。

そして「苦」を感じたら悩むだけでなく労(ねぎら)いましょう!

するとその「苦」は後に、人生の宝になります。

起こったことは、ご縁だと受け取る。

どうにもならないことは、お念仏をして、阿弥陀さまに預けてしまう。

そして、「苦」を乗り越えた人を、苦労人といい、苦を宝にできた人を

人は、人生のプロ「玄人(くろうと)」と呼ぶのかもしれません。

(*^_^*)

それでは今週もお元気で!

ご機嫌よう!

けいくう

☆☆

授かりし境遇 いさぎよく忍び 果たす使命に 光る身の上

大聖旨(おおみむね) あらわれ祈る 日日(にちにち)の 職務イソイソ 舞う蝶のごと

                            (田中木叉上人道詠)

(この文章は2017年10月1日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)