2024年8月25日

<再配信版 第63話  お地蔵さまの日 >

こんばんは♪

暑かった夏も朝晩、涼やかな風が吹くようになり終わりを迎えてきました。

日中はまだ暑いですけどね。

(^0^;)

お子さんがいるお母さん、夏休みももうすぐ終わります。

あと一息しっかりと愛を注いで下さい。

(*^_^*)

今月23日はお地蔵盆の日です。

縁日というのがありまして、仏さま関係では「30日秘仏」という説があります。

これに基づいて

阿弥陀さまは 15日

観音さまは  18日

地蔵さまは  24日

と拝む日が決められています。

中でも8月23日から三日間はお地蔵さまをお祀りし祈ることが町辻などで行われています。

この行事が終わりますとお坊さんも一息で、8月末まで少しゆっくりできます。

葬儀・法事があれば別ですが、、、。

(>_<)

極楽と地獄の話。

有名になってきましたのでご存じの方も多いとおもいます。

極楽と地獄はどこが違うのか?

極楽と地獄の食事風景を見てみましょう。

極楽は楽しそうにニコニコ笑いながら食事をしています。

地獄は怒ってプンプンイライラしています。

どうしてでしょう。

大きな食卓に豪華な食事。

これは、同じです。

食器もお箸も同じ。

ですがお箸の長さが1mぐらいあるのです。

地獄の人は自分の箸でおかずをつまみ食べようとしますが上手く食べられません。ですからイライラしている。

極楽の人はどうしてニコニコ食事ができているのでしょうか?

それは前の人に食べさせてもらって、自分が前の人に食べさせてあげるからです。

自分の事ばかり考えている人は地獄の住人。

目の前の人の幸せを考えている人は極楽の住人。

というお話です。

アナタはどちらの世界に住んでいる時間が長いですか?

(>_<)

昔むかしインドに、二人の慈悲深い王さまが居ました。

一人は自らが一切智威如来という仏さまになり人々を救いました。

もう一人は仏さまになる力がありながらわざわざ地獄に落ちました。

そして地獄で、わがまま放題、迷惑かけ放題、好き勝手しました。

すると地獄の住人が「あんな自分勝手ばっかりしていたら、幸せになれない!」

と気づき自分勝手をやめて極楽の住人になっていきました。

そう二人目の王さまはわざと迷惑をかけて地獄にいる人々をすくい上げたのです。

その人こそ「地蔵菩薩」と呼ばれた人です。

(*^_^*)

だから私に迷惑を掛けてくる人、嫌がらせをする人は地蔵菩薩さまと思って「ありがとうございます。いやな役回りを演じて下さって!」と蔭で感謝しておきましょう。

(*^_^*)

地蔵さまは大地の菩薩さま。

大地が多くのいのちを育むように苦悩に満ちた人々を包み込んで救って下さいます。

ことのほか子どもを救うことで有名です。

今月の23日から今日まではお地蔵さまの日。

お家の近くのお地蔵さまに手を合わせ

感謝、捧げましょう!!

今週もお元気で!!

ご機嫌よう。

けいくう

☆☆

山また山の人生じゃ 重荷をしょって 越すからにゃ 何か苦もあり 世話もあり

都合よしあし おいしげる

中を流るる 水のよう いつもサラサラ サッパリと よけりゃよいまま

悪ければ 悪いそのまま 気にかけず

甘いばかりが 味じゃない 辛(から)い 苦(にが)も 味のうち

ナムアミダブツ味のもと 拝み働く 味のよさ

                          (光明聖歌「味のもと」)

(この文章は2015年8月23日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)