こんばんは♪
暑い日が続きます。
法然上人のご法語の中に
「ときどき別時の、念仏を修して、心をも、身をも、はげまし、ととのへ、すすむべきなり」と
あります。
念仏には、三種類あって
一つ、平生(へいぜい)念仏。日常の念仏のこと。
二つ、別時念仏。特別な時間と場所を設けてする念仏のこと。
三つ、臨終念仏。最期の時にする念仏。
大切なのは、平生、毎日の念仏なのですが、法然上人は、ときどきは、別時の念仏をしなさいと勧めて下さっています。
それは、「慣れる」からです。
慣れることは、すばらしいことです。
繰り返し、繰り返しすることで、上手になりますし、安心してできますから。
だけど、慣れすぎてしまうと大切なモノを忘れてしまうこともあります。
心を込めてする。
感謝を込めてする。
などです。
ですから
時々は、慣れすぎていないかをチェックして、日々新たな気持ちでものごとに
取り組みましょう。
暑い日が続きます。
コロナも流行っているようです。
どうぞ、ご自愛下さい。
お元気で、ご機嫌よう。
けいくう
☆☆
大慈大悲の ふところに 心うつせば 気もかわり いつしか開く 胸の戸に さすみ光で 道がつく
一年三百、六十五、 にちにち春風 ふく家に ならうなそうの 掌を合わす 人の長所に 目をつけて
(田中木叉上人道詠)