こんばんは♪
水無月となりました。衣替えをして夏の準備ですよね。
通照院のホームページも随時、更新していますのでよろしければご覧下さい。
今月の2分法話は「かっこよさ」です。
かっこいいとは
強さとは
弱さとは
是非、お聴きください。
(*^_^*)
☆☆
今日は父の日が近いのでM幼稚園で父親参観がありました。
そこにお集まりの300名弱のお父さん方にお話をしに行きました。
「常識について」です。
では、問題です。
(*^_^*)
「あなたは、常識を持っておられますか?」
「当たり前だ!」と言われると思いますが、私は常識を持っていません。
(>_<)
そんな非常識なことがありますか?
非常識なことはあります。
???
☆☆
そもそも常識って何ですか?
辞書で引いてみると
常識は、社会の構成員が有していて当たり前のものとしている価値観、知識、判断力のこと。また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。
対義語は非常識。
社会に適した常識を欠いている場合、社会生活上に支障をきたすことも多い。
社会によって常識は異なるため、ある社会の常識が他の社会の非常識となることも珍しくない。これは文化摩擦などとして表面化することもある。
☆
客観的にみて当たり前とおもわれる行為!って
すべての人がそれが、いい。とかそれは、ダメ。って意見が一致することでしょう。
そんなことはありえません。
事実、辞書の後半「非常識」の所で社会によって常識は異なるため!って書いてあります。
f^_^;)
常識が異なったら常識にならないでしょう。
(>_<)
私の常識はあなたの非常識。あなたの常識は私の非常識。に、なっているかも知れませんね。
(*^_^*)
常識ってきまったものはないのです。
思い込みがあるだけ。
そうあってほしい。
こういう場面ではこうすべき!という思い込みがあるだけ。
もう一度言います。
常識という決まった形のものは存在しません。日本人の常識は他国の方の非常識。
贈りものをするときに「つまらないものですが、、、」と渡す日本人。
「最高のものを用意しました!」という西洋人。
そう文化や時代が違えば常識は変わるのです。
☆
仏教ではこれを「常」が無い「無常」といいます。
すべては変わるのです。
だから常識では無く非常識でも無い「無常識」を持ちましょう!
☆
そうすると相手の文化を受け入れやすくなります。
相手のとった行動を理解できやすくなります。
☆
もう一つ!今日の講演の題が「当たり前のありがたさ」だったのですが、、、
当たり前(常識)だ!と思うとそれ以上、考えなくなります。
当たり前をありがたい!と受け取れる無常識があると、周りには幸せなことが
いっぱいあることに気づけます。
思い込みが常識を作り、当たり前を作る!考えなくなる!
そして、感謝を忘れる!
↓
幸せを感じられない!
常識通りに生きているとこのスパイラルにはまります。
今週は無常識のススメ!
とらわれ(常識)をはずして楽しくいきましょう!
今週もお元氣で!!
ご機嫌よう。
けいくう
☆☆☆
大慈大悲の ふところに 心うつせば 気もかわり
いつしか開く 胸の戸に さす み光で 道がつく
一心帰命 うちこみし ナムアミダブツの 端的に
邪気も邪念も はらわれて 獅子奮迅の 勇気湧く
(田中木叉上人道詠)
(この文章は2016年6月5日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)