2023年5月28日

<再配信版 第5話 心のお掃除>

こんばんは

新緑の香りを含んだ風が、そよそよと気持ちのいい一日でした。

(^-^)

今年、4年ぶりに5日間の別時念佛会を開催しました。

この年(2016年)も

ありました。

☆☆

先週の水曜日から今朝まで5日間の念仏会。

参加してくださったみなさまの心はすっかりキレイになりました。

「別時念仏会後の心とかけて

子供の部屋と答える。」

その心は

はい(^O^)/

「すぐ散らかる!」

^^;

お寺の北側のお地蔵さまのところに植えてある樫の葉もそうです。

キレイに掃除しても

風が強いと

翌朝は

また

いっぱい落ちています。

(現在では、1本を残して伐採して、人工竹になっています)

掃除しても、すぐに汚くなるから

しても しなくても

同じではないですか?

という質問をする人は

あまり掃除をしない人です。

すぐに散らかるにせよ

掃除をして気持ち良さを知っているのとそうでないのとは

大きな違いになると思うのです。

できれば

掃除は気づいたらこまめにしたいものです。

心の掃除は

なおのこと眼に見えませんから。

サボりがちです。

しても しなくても いいと思いますし

掃除できるの?と 思う方もあるかもしれません。

それは掃除をすればわかります。

心の掃除とは

自分の心をしっかり見つめること。

いかに雑念、妄念、邪念の波にのみこまれているかを実感することです。

そして

雑念、妄念、邪念を少しずつ払っていくと

キレイな心になっていくのです。

心の掃除ができたら声がします。

「ただいま!」って。

只今

ただ「今」です。

過去のことをクヨクヨせず

未来のことを取り越し苦労せず

今に 生きること。

悩んでいる人は

心の掃除が必要なのではないでしょうか。。。

そして

掃除をすると、自分を超えた大きな存在に気づき、仏さまと一緒に、創造的にスッキリと生きれるとおもうのです。

今週もお元気で。

ごきげんよう!!

☆おまけ☆

  昨日は昨日 もうしまい 明日は明日の 風が吹く

    今日の仕事に なりきれば 明日を乗り切る 道がつく

  一心帰命 打ち込みし ナムアミダブの 端的に

    邪気も邪念も はらわれて 獅子奮迅の 勇気わく

                         (田中木叉上人道詠)

(この文章は2016年5月1日に送った文章に一部編集を加えた再掲載です)