2023年3月19日

<第995話 心のスイッチ>

こんばんは♪

春のお彼岸になりました。

今日は、通照院の法要の日でした。

午前の法話では

東井義雄先生の

「心のスイッチ」を紹介しました。

「心のスイッチ 」

人間の目は ふしぎな 目

見ようという心がなかったら 

見ていても 見えない

人間の耳はふしぎな耳

聞こうという心がなかったら

聞いていても 聞こえない

頭も そうだ

はじめから

よい頭 わるい頭の

区別が あるのではないようだ

「よし、やるぞ!」と

心のスイッチが入ると

頭も 素晴らしいはたらきをしはじめる

心のスイッチが 

人間を つまらなくもし すばらしくも していく

電灯のスイッチが 

家の中を明るくし 暗くもするように

人は、見たいものしか見ないし

聞きたいものしか、聞かない。

その好んでいる範囲が

狭ければ、自分勝手度が高く

広ければ、他者を思いやれるスペースが大きいと

言えるようです。

「よし、やるぞ!」

心のスイッチを入れるには

それが

自分だけのよろこびというよりは

他の誰かも喜んでもらう方が

スイッチが入りやすいように

おもう。

心のスイッチが

入っていると

その人の周りは笑顔の花で溢れ

心のスイッチが

入っていないと

一人孤独で、暗くて、さびしい感じがする。

お彼岸は

仏さまのような生活をする一週間。

お仏壇のまわりをキレイにし

お墓にお参りし

心を整えると

自然にスイッチが

入るとおもいます

是非、心のスイッチを

オンにして

明るく・楽しく・仲良く

すごせるようにしましょう!

温かくなってきました。

今週も

お元気で!

ご機嫌よう。

けいくう

☆☆

声に心が のせられて かよう十万 億の園 

  凝(こら)す心に うつり香の 身も世もあらぬ かんばしさ

有為の奥山 この山を こゆりゃふるさと 花の里

  夕映えはゆる 雲のおく 大悲のミオヤ 待ち給う

                    (田中木叉上人道詠)