2023年1月1日

<第984話 正しい眼差し>

あけましておめでとうございます。

令和5年、2023年になりました。

昨年も読んでくださり、ありがとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

去年一年間、メルマガで書いた文字数って、どれくらいか

調べてみました。

80,278文字

400字詰めの原稿用紙、約200枚分です。

ちなみに

2021年は、83,640文字

2020年は、90,474文字

でした。

何か数字にすると

大きく感じますね。

(*^_^*)

よく書いたものです。

(駄文・長文とも言いますが、、、)

(>_<)

ですが

いきなり、今年も原稿用紙200枚書いてください!

と言われると

途中で、寝てしまうでしょう!!

(+_+)

途中で、寝てしまうと言えば、

今年の干支、卯(うさぎ)さんです。

カメさんと競争して、途中で寝てしまって、カメさんに負けてしまいます。

他には、ウサギさんの話は、

いじわるなタヌキがおばあさんを殺してしまって、そのタヌキを懲らしめるカチカチ山という話。

不思議の国アリスでは、時計を持って、走っていますし、

サメの上を飛び跳ねて、海を渡った因幡の白ウサギなど

いろんな「ウサギ」がいます。

仏教の話の中では、ジャータカ、お釈迦さまの前世の話の一つで

施し物を見つけられなかったウサギは、自らの身をたきぎの中に身を投じて、聖者に身を施そうとすると

その聖者が実は帝釈天で、ウサギは火に焼かれずにに、お月さまに昇ったというお話もあります。

私も「ウサギ」を飼っていたことがありますが、

かわいいだけではなくて、いろいろなウサギがいます。

寝てしまうのもウサギのいいところかもしれません。

いじわるするウサギ。

自分の身を捧げるウサギ。

どのウサギも

「ウサギ」です。

アナタは、ウサギをどのように見ていますか?

1つの見方に決めずに、

自分の思い込みで見ずに、

そのままを見る。

もしくは

自分の見方だけが、本当の見方だとはおもわずに、みる。

いろいろな面の一つにすぎないと知ってみる。

それが「正しい眼差し」です。

☆☆

今朝もつとめましたが、

毎年、元旦の朝には「修正会」という行事を行います。

それは、今まで間違った見方をしてないか、それを修正する会です。

年のはじめから「正しい眼差し」で過ごして参りましょう。

今年も日曜日ごとに念仏会を予定しています。

来週の8日は、午前中9時45分から11時まで、新春和太鼓演奏があります。

基本、護持会会員限定ですが、このメルマガを読んだ方は、どうぞいらしてください。無料です。

まだ寒さが続きますが、お身体をご自愛ください。

ご機嫌よう!

          けいくう

☆☆

にごりにいでて いさぎよく さけるはちすのかほりこそ

  きよき光に 開かれし 人の心の 花ならめ

あかねさすてふ 朝日影 みるもまばゆく 輝くは

  清き光に 照らされし 人の心に たぐひてん

みがきて照らす 摩尼の珠 ねりてかがやく こがねこそ

  きよき光に みがかれし 人の心の 色ならめ

富士の高嶺に 白妙の 雪のすずしき色こそは

  清き光に みがかれし 人の心の すがたなれ

          (「清浄光」弁栄聖者道詠)