こんばんは♪
今日の神戸は、さわやかな秋晴れの一日でした。
無事に、秋の彼岸法要をつとめさせてもらいました。
先日の台風や今回の大雨で被害を受けられた方、お見舞い申し上げます。
今は、ネットワーク網が発達していって、世界中の情報が瞬時に手元にやってくるようになりました。すごい時代です。
何かにつけて、どんどんスピードが上がっています。
☆
今日は、早いものについて書いてみたいとおもいます。
次のものを早いもの順に並べてみて下さい。
ロケット
音の速さ
大谷翔平選手の160km/hのストレート
チーター
新幹線
弾丸
地球の自転
光の速さ
どうでしょう。。。
(考え中)
もちろん一番早いのは、
秒速30万kmで進む光の速さです。
(*^_^*)
案外、知られていませんが
地球の自転速度、とっても早いです。
音の速さ340m/secとどっちが早いとおもいますか?
!(^^)!
ちなみに音速は、気温15度ぐらいでの速度ですが、
これを定義したエルンスト・マッハ博士の名前から
音速をマッハというようになりました。
正解は
1.光
2.ロケット(30km/sec)
3.地球の自転(463m/sec)
4.音の速さ(340m/sec)
5.弾丸(333m/sec)
6.ストレート(44m/sec)
7.チーター(30m/sec)
です。
ダントツで、光の早さですね!
ですが
早さについて小学生と話していたときに
ある女の子がこう言いました。
「一番早いのは、私の<想い>です。なぜかというと、私の大好きなお祖母ちゃんは、仏さまのところに往ったけれど、私がお祖母ちゃんのことを想うと、すぐにお祖母ちゃんのところに届くから!!」と。
すばらしいです!
(*^_^*)
思考力(想い)
想像力
を早さに換算したら
光より早くなる!!
すごいですね。
☆
秋のお彼岸は、明日が結願です。
つまり明日までが、お彼岸です。
お彼岸は、昼の長さと夜の長さが、同じになります。
昼が、こちらの岸(此岸):生の世界。
夜が、あちらの岸(彼岸):死の世界。
と、します。
引き潮になると、海に道ができて離れ島まで渡れるところがあります。
同じような感じで
彼岸中は
この生と死の世界の橋が架かって、往き来しやすくなる一週間です。
きっと旅立った愛する人達が、お盆と同様に、こちらの岸に来てくれているはず。
それ故に、手を合わせ、想いを馳せて、亡き方を偲び・身近に感じる一週間。
お彼岸は、インド仏教や中国仏教にはない、日本仏教の特徴です。
すばらしい日本の伝統です。
☆☆
私たちの想いは、光よりも何よりも早くて、宇宙空間よりも何よりも大きい。
亡き方との想い出を、自由に想像し、今どうしておられるかを考え、
今もなお、共に生きてくれていることを感じられること。
それが、見守って下さっているということです。
大切な人に想いを飛ばした瞬間!
アナタの横に来てくれますよ!
大丈夫!
さびしくないように、と!
☆
これからは
だんだんと夜が長くなってきます。
夜、眠れないときなど
さびくなることがあるかもしれません。
そういうときこそ、
手を合わせて、お念仏をしましょう!
お身体、気をつけて。
ご機嫌よう!
けいくう
☆☆
念に染む みすがた通し 姿なき み光われを 照らすみ姿
み名を呼ぶ 声に心が乗せられて 呼ぶたび通う 慈悲のふところ
称うれば 声にお慈悲の息かよう み名よりひらく 信心の華
(田中木叉上人道詠)