2022年7月31日

<第962話 返事はハッキリと!>

こんばんは

連日、本当に暑いですね。

昨日の法事の席で

中学生1年と3年のお孫さんが

いました。

二人に、もう夏休みだね!

お家にいると

お母さんやおばあちゃんから

用事を頼まれることがあるでしょう。

その時、どう返事をしていますか?

「え~~~っ、めんどくさ~~~」

という

「え~~~っ」って

言っていませんか?

それって

頼んだ方も、頼まれた方も

気持ちはあまり良くないし

イヤイヤした仕事は

いい加減だったり

失敗したりすることがあるよね。

お母さんやおばあちゃんが

君たちに頼むことは

もう中学生だからこれはしてくれるだろう、と

「できること」を

頼んでいるはずだから

ハッキリと気持ちのいい

「はい!」をまず言ってみることを

やってみてください。

僕は、お坊さんで

お経を唱えたり、話をすることが好きなんです。

だから

こうして暑い夏の日も

また、寒い冬の日も

おまいりして

おつとめしています。

だけど

おつとめがイヤなお坊さんが

お家に来て、

面倒くさそうに

ふてくされた態度で

お経を唱えたら

もう会いたくない!

来てもらわなくてもいい!

思うかもしれないでしょう。

(+_+)

返事は、ハッキリと気持ちよく。

この夏休み、お坊さんからの課題として

やってみて下さい。

二人「はい!」

(*^_^*) (*^_^*)

う~~ん、気持ちいいね~~~!

☆☆

頼まれごと、大人になってからは

イヤな苦手なことも

頼まれたりしますよね。

その時にも

いかに逃げるかではなくて

「はい!」と気持ちよく受けてみると

案外、心がこもった仕事・経験が

出来るかも知れません。

ものごとの最初の返事!

大切にしましょう。

ただ

明らかに無理な、できない仕事。

意味の無い仕事。

たとえば

Aという品物を倉庫の右端から左端に移動させて、移動終わったら戻さす

とか

穴を掘って、掘り終わったら埋めて、また穴を掘るとか

そういうたぐいの依頼は

きちんとお断りした方がいいとおもいます。

人間関係では、同じことを繰り返しているように見えたら

自分のどこがそうさせているのかを見てみると

改善されるかもしれません。

同じことの繰り返しに見えても必要だから起こっている。

学び終わって必要がなくなると起こらなくなるような気もします。

それを考えることも、大切ですね。

いずれにせよ、

人に声をかけられたときは

「ハッキリと気持ちのいい はい!」を

おすすめします。

いよいよ明日から8月!

暑いですけどお盆参り

がんばります。

けいくう

☆☆

  バカも一心 信願で 無能のベスト つくす時

    かげに大悲の力ぞえ できないままに できていく

  空はみだれて 水はやし 思案は河岸(かし)に すてはてて

    水にかえるの おもいきり とびこむ力 身をはこぶ

                        (田中木叉上人道詠)