2021年10月17日

<第921話 人生の色>

こんばんは♪

先週の火曜日ぐらいから

右足のくるぶし付近が、腫れ上がってきて

足首がなくなってしまって、ピーク時は

足袋がはけませんでした。

原因は、捻挫です。

(>_<。)

「腫れものにさわる」を地でいっていました。

少しの角度で、痛みが走り、力が入らなくなります。

この「腫れもの」とは

面倒な人のですが、具体的にどう面倒かと言うと

1.感情の起伏が激しい(さっき笑っていたかとおもうと急に怒り出す)

2.落ち込み方が尋常ではない(些細なことでもガクーンと落ち込む)

3.すぐふてくされる。(自分が中心で無かったり、話を聞いてもらえないと拗ねる)

4.自分勝手(わがまま! 自分のことしか考えない)

5.すぐかみつく(ボタンがあり、押してしまうと攻撃が飛んでくる)

6.表情がない(感情が相手に伝わらなければ、相手を不安にさせたり、どう接したらいいかわからなくなる)

7.自己肯定感が低い

などなどです。

皆さま、どうですか?

いくつか当てはまるのではないですか?

私は、時と場合によりますが、ほとんど当てはまっています。

(>_<)

これらの項目は、子どもは、当然のように持っていることですが、

子どもは「まだ子どもだから仕方ない」と許されることです。

だけど、大人になってもまだそれを持っているままでは

まわりから「腫れもの扱い」に、されてしまいます。

気づいたことがあれば

一つずつ卒業して

大人になっていきましょう!

(*^_^*)

何かを言われたり、されたり、経験したとき

「怒り」や「悲しみ」は、突然溢れてくることがあります。

その感情をすぐに他人にぶつけないで、ワンクッション置く習慣をオススメします。

アンガーマネジメントで言われている6秒ルールもそうですし、私は、深い呼吸を3回することを心がけています。

そうすることで、周りへの配慮につながります。

☆☆

腫れものの私

おもいやりのある私

ひねくれている私

素直な私

人は、いろいろな面を持っています。

自然界には、雨の日もあれば、晴れの日もあります。

作物が実るためには、雨ばかりでもダメ、晴ればかりでもダメです。

その両方があって、秋にはお米が金色に実り、穂が垂れます。

気にいっている私、気にいってない(人から腫れもの扱いされる私)

そのどちらもが、私にはあり、必要なのです。

気にいる・善な私を白色。

気にいっていない・悪な私を黒色。

とすると

真っ白や真っ黒な人は、居ないとおもいます。

みんな白と黒が混ざったグレー色。

そのグレーが白っぽいグレーか、黒に近いグレーかの違いです。

それも一人ひとり違う。

どんなグレーでも価値があり、大切なのです。

それを自分がちゃんと自覚していかないと、「腫れもの扱い」されてしまうかもしれません。

自分の色をしっかりとみつめて、そしてその上で、どんな色であっても、仏さまはいつも見守って下さり、子どもの部分を脱ぎ捨てて大人になるように、お育てくださることを信じること。

そうすると、見た目はグレーでも、目はキラキラと輝き、人からアナタは金色に輝いているね!と言われるような人生を送れるとおもうのです。

周りを見わたして、そういう人生を送っておられる人に共通することは、謙虚さです。頭を垂れて、人にやさしく接しておられます。

みんなグレー!

きらびやかに着飾った人生であっても

ボロボロの服ばかりの人生であっても

終わってみれば、その身体は「灰」になります。

ほら中身は灰色(グレー)でしょう。

(+_+)

だけど、そのグレーが輝くことも、ご存じですよね。

大人になれていない人!

(→まさに私のこと)

少しでも、成長できるように

今日も、仏さまに手を合わせましょう!

( -人- )

今日から、気温が下がるようです。

お風邪をひかれませんように。

ご機嫌よう!

けいくう

☆☆

  おかさじと おもう下より また犯す この罪の根を たつすべもがな

  悪人は悪人ながら念ぜよと みちびくことば うれし恥ずかし

  まごころは おこりかねても ただとなえ となえておれば おこるまごころ

                        (田中木叉上人道詠)