こんばんは♪
台風で被害を受けられた地域の方にお見舞いを申し上げます。
神戸は、それほど大過なく、昨夜は特に、空気もきれいになった感じで、秋の夜の空がスッキリ、月がクッキリ、気持ちの良い時間をすごせました。
先週、このメルマガを読んでくださっている方から
Netflix（ネットフリックス：動画配信サイト）の「クィア・アイ in Japan」が
面白いから良かったら、見て下さい！と教えてもらいました。
子どもが会員になっていたので、それで見ることができました。
よかったです。
泣けました。
クィアというのは、Queer。いわゆるゲイ（男性の同性愛者）です。
その五人組が自分に自信の無い人。自分には価値がないとおもっている人などを外側からも内側からも変えて、すっかりその人を変身させるドキュメンターです。
2003年から2007年にアメリカで、ヒットした番組ですが、2019年にその五人組。自分たちのことをファブ５（Fab5） fabulous:とてもすばらしい、おどろくべき５人組と呼び。
オーディションで厳選された５人
料理担当のアントニ
ファッション担当のタン
カルチャー担当のカラモ
インテリアデザイン担当のボビー
美容担当のジョナサン
が、それぞれの得意分野を生かして、一週間ほど、推薦された方を応援するという内容です。
日本版では、４話ありますが、それぞれすばらしかったです。
１話目の50代の看護師の女性は、姉を膵臓癌で亡くしました。姉の最期は病院でチューブまみれ。そのことを残念におもい、自宅を開放して、ホスピスを開き、自分のすべての時間・労力をそこに注ぎ込んでいました。その生き方だけでも、尊敬ものです。しかし、自分にはまったく構わない、自室を持たないどころか、寝室さえもさしだして、キッチンのテーブルの下で寝袋で寝るとのこと。
本当に尊敬ですが、、、
その彼女のホスピスの横に、もう一軒、地域のコミュニティーセンターの役割をする「くまちゃんハウス」をオープンするに当たり、ファブ５が、応援する話です。
服を選び、髪をセットして、メイクをし、、、
自分には価値があることを認め、姉に対するサバイバーギルティー（生き残ったものがもつ罪悪感）を手放し、
くまちゃんハウスのリフォームがなされ、、、
みるみる彼女の様子が変わっていく。そのことが、とても幸せを伝えてくれて、涙が溢れました。
ファブ５、本当にすばらしいです。心が温かいです。やさしいです。楽しいです。
ご覧になれる方は、是非、観てみて下さい。
ちなみに、１ヶ月1000円ぐらいで、会員になれます。一ヶ月だけ入会して、この番組を観るだけでも、価値があるぐらいオススメです。
☆☆
ここで、少しおもいました。
人が変わっていく姿を見るのは、うれしいし、幸せ！
教育に携わっている方
子育てされている方
医療従事者で、患者さまの回復をみれる方など
それが生きがいにもなっておられるとおもいます。
ふと自分は、どうだろと考えました。
自分は本当に、変わりたいとおもっているのだろうか？
自分は、変化は、どう受け取っているのか、と。
何かを得ている時、自分が成長していると思えている時
自分が、病気やケガ回復していると思えている時は
その変化をよろこびとして感じ、受け取っていますが、、、
逆の変化
体力の低下
記憶力の低下
今まで得てきたことが出来なくなること
得ていたものを手放すこと
大切な方との別れ
大切なものを喪失する
この変化には、抗っているなぁ。。。
僕だけでしょうか？？？
体力のピークは20代と言われています。
そこからは、下り坂。
すでに50代。
その下り坂の変化を受け取る為には
物質的なことではなく、、、
心の成長が必要！
祈りが必要！
心の器は、この身体が無くなるまで、大きくなれる。仏さまが育んでくださるとおもっています。
人生において
辛いこと・悲しいこと・不条理なこと
いろいろな苦境を乗り越えるごとに、「心の器」は大きくなっているようにおもいます。
それは、老いを受け入れていく方々、死を受け入れていく方々から、教えて頂いています。
「心の器」は、いろいろな経験をすればするほど大きくなっていく。
そうおもえれば
自分に起こる変化が、下り坂でも、景色を楽しみながら、降りていくことができるとおもうのです。
さらに言うと
下り坂の向こうに、人生のゴールに仏さまの世界を感じるようになると、もっと楽しく坂を下っていけるとおもうのです。
人生、登り坂も結構だし、下り坂も結構！
と、歩んでいきたいです。
今週も
どんな変化があるのかを楽しみに！
ガンバッテいきます。
時には、皆さまに助けていただきながら。。。
どうぞ、よろしくお願いします。
明日から秋のお彼岸です。
どうぞお寺参り、お墓参り、仏壇の前で手を合わすことをなさって下さい。
( -人- )
けいくう
☆☆
大みちからを ちからとし いさむ心の 奮い立ち 南無阿弥陀仏の かけ声で できないからぞ やってみる
照る日のあれば たのしみて 雨にたたかれ 霜に耐え 忍んでまつや 秋くれば 光にはゆる 山もみじ
（田中木叉上人道詠）
☆おまけ☆
「クィア・アイ in Japan」の予告編が見れます。