2021年8月22日

<第913話 ガンジーさんの話>

こんばんは♪

今日は、ガンジーさんのお話をします。

あるとき、ひとりの女性が子どもを連れて、ガンジーに依頼にきました。

「私の息子は、甘い物や砂糖を食べ過ぎです。肥満になったり、虫歯になりますから、この子に甘い物を食べないように、注意してください。私の言うことは聞かなくても、あなたの言うことなら聞くでしょうから」と。

するとガンジーは、しばらく黙ったままでしたが、やがて「2週間後にまた来て下さい。その時に息子さんにお話しましょう」とだけ言いました。

2週間後。

その女性は、息子を連れて再びガンジーさんの元を尋ねました。

息子は、相変わらず甘い物を食べるのをやめません。

そこで、ガンジーさんは

「甘い物は、身体にも歯にも良くない。人生にも悪影響を及ぼす、添加物も多く含まれているから」と言いました。

それを聞いて母親は

「どうして、2週間前にはじめて来た時に、そう言ってくれなかったのですか?」

尋ねました。

皆さま、どう思われますか?

だって、二度手間になるでしょう?

ガンジーさんは、こう答えました。

「2週間前にお越しになったときは、私も砂糖を摂取していたのです。だから息子さんを諭すことができませんでした」。

ガンジーさんは、ロヒア博士というインドの指導者に尋ねられたことがあります。

「どうして、誰もがアナタの言葉に従うのですか?」と。

それに対して

ガンジーさんは、「わかりません。私は、誰かに何かをしなさいと命令したことはありません。自分さえできないことを、どうして他人にやれと言えるのでしょうか」。

このガンジーさんの誠実さ!

本当に、見習いたいです。

僕は、口ばっかりが多いです。

(>_<。)

ウドン屋の釜ともいいます。

(湯、ばっかり。。。)

(言う、ばっかり。。。)

体験したことは、

それが

楽しいことであれ、

辛いことであれ、

その人の誠実さに繋がります。

体験したことには、どんなことでも人生に意味をもたらせてくれるとおもっています。

自らが体験し、誠実さからでた言葉は、相手の心に届き、そして火をつけます。

火が付けば、その人は、自分の命を燃やしつつ、自分の人生を歩んでいきます。

私も、そうして少しでも誠実さを身につけて、行動し、生きていきたいです。

天候不順が続いています。

どうぞお身体、お大切に。

ご機嫌よう!

けいくう

☆☆

  光さし 見なおす意味に わく歓喜 打ちかつ不幸ぞ 幸福のもと

  大慈悲の護念気強し 火も水も わけて進まん 喚(よ)び召す声に

                       (田中