こんばんは♪
明日は、夏至ですね。
一年の前半が終わり、後半へ切り替わる時
日が一番長く、今まで登ってきた道を今度は下っていきます。
楽しく下っていきたいなぁとおもいます。
緊急事態宣言も今日で終わり、だんだんとコロナ禍も収束していくことを
願っています。
☆☆
三具足(みつぐそく)と言って
仏さまにお供えする三つの大切なもの。
それは、お香・お光・お花 です。
五具足になると
香1・光2・花2となります。
その中で
お光について。
一般的には、ロウソクの火です。
私たちの心は
無明・暗闇だと言われています。
そこに仏さまの光を頂いて
歩む道を照らしてもらうのです。
どんなに心が暗くても、それは長年ずっと暗くても
少しでもヒビが入って、光が入れば、明るくなります。
そうすると
光に向かって進めるのです。
もう20年ぐらい前になりますが、セドナというアメリカ・アリゾナ州の町で、毎年念仏会をしていました。
施設の一番上の集会所で、念仏会が終わると真っ暗、、、
懐中電灯で、足もとを照らしながら、自分の部屋を目指して帰っているつもりが、誰かが部屋にいて、明かりが漏れているところに引き寄せられるように、行ってしまい、全然違う部屋にたどり着いたという経験があります。
(>_<。)
やはり光に、引き寄せられますね。
今は、コロナで暗い中を彷徨っている方もおられるかもしれません。
しかし
希望の光が見えると
そこに向かって、進んでいけます。
どんな時も心に仏さまの光をいただいて
進んでいきましょう!
今日の念仏会で佳奈尼が
念仏は、誰でもいつでも、どこでもできる行だから
すごくいいと思っていたけど
いざ、称えていると、実は一番難しい行ではないかとおもえてくる。
入信時は、楽しいばかりだけど、、、
行が進んでくると、心の中の雑念が気になって、気になって、、、
ちゃんとお念仏ができていない気がする。
と、言っていました。
それで、いいんです!
(*^_^*)
雑念が起こったら、すぐ念仏し、心を仏さまに戻す。
雑念が起こったら、すぐ念仏し、心を仏さまに戻す。
この繰り返しの中で、だんだんと仏さまが恋しくなってきます。
雑念が起こることがダメなのではなく、それも自然なこと。
続けていれば、いつか気にならなくなります。
その時に大切なのが、仏さまの光を忘れないようにすること。
仏さまは、いつも私たちを照らしてくださって、導いて下さっているから。
心に灯火を照らし
どうぞ
今週も光のくらしを!
ご機嫌よう!
けいくう
☆☆
大慈大悲を やどさねば 世の憂き雲が 気にかかる 心の空に 気をはらす 大慈大悲の おんすがた
十方界に 照る月を 枝がさえぎる 松の影 黒きも月の えがく色 たのもしいかな 無量光
(田中木叉上人道詠)