こんばんは♪
ここ数日
毎日のように葬儀が入り
今日も配信がおそくなりましたこと
申しわけございません。
その中のお一人は、父のように慕っていた総代さんでした。
その方から
いろいろ教えてもらったことも多いのですが
お借りした本に
なぜキスをするとき、目を閉じるのか?
なぜ涙を流すとき、目を閉じるのか?
なぜ瞑想や祈るとき、目を閉じるのか?
という問題がありました。
みなさま、どうですか?
その本には
人生でもっとも美しいのは、目で見えるものではなく
「目に見えず、今、ここにあるもの」だから。
と、書いてありました。
その答えがすごいいいなぁとメモしていました。
(*^_^*)
現代人は、目に見える容姿や効率、利便性、学歴、経歴などを重視して、判断しがちです。
確かにそれも大切ですが、目に見えないものを疎かにしているようにも感じます。
目に見えないもの。空気・こころ・おもいやり・意識・命・魂・愛・信頼・徳などなど
生きていく上で、とても大切です。
目を閉じた時、人は「目に見えない大切なもの」を感じやすくなるとおもうのです。
☆
人にものを伝える時
情熱「を」伝えるのではなく、情熱「で」伝えないと相手の心に届かないようにおもいますし、
愛「を」伝えるのではなく、愛「で」伝えないと相手の心に響かないようにおもいます。
言葉の指し示す表面的な意味(目に見える意味)も大切ですが、その言葉の裏にどんな心(目に見えない真意)があるかです。
やさしさについても
言葉にする「やさしさ」
と
言葉にしていない「やさしさ」
が、あるとすると
相手にすぐに伝わるのは「言葉にしたやさしさ」です。
でも、本当のやさしさは、やさしくされたことにも気づかないような、まるで空気のようなやさしさではないかともおもっています。
それは、目を閉じて感じないと、感じられないものだとおもいます。
総代のMさんから、頂いていた数々のやさしさ。
目を閉じて祈る中に、たくさん、たくさん、溢れてきて
今まで以上に、感謝しながら、葬儀のおつとめをさせていただきました。
( -人- )
言われないと気づきにくい。
だけど、時には静かに目を閉じて、感じようとすると
あちらこちらから、感謝のおもいが溢れてきます。
その感謝に感涙している姿、、、
きっと美しいとおもいます。
悲しいこと、つらいこと、くるしいことの中から、気づきがあると
一つ、素敵な私になれます。
素敵な生き方を示してくださったM・Aさま。
本当にありがとうございました。
今週も、お元気で!
ご機嫌よう。
けいくう
☆☆
この心身の内のみか満天地 見るところに みる心かも
見聞きする ものさえぎらぬ 奥に照る なさけうるおう 慈悲のまなじり
(田中木叉上人道詠)