こんばんは♪
今日で2月も終わり。
早いですね。
昨日は、満月、幻想的でとても美しかったです。
今朝は、少し冷えていましたが、
今年は、寒かったのか、暖冬だったのかよくわからない冬でした。
しかし、例年になく、氷がよくはっていました。
一番冷えたときは、手水鉢(ちょうずばち)の水が、厚く凍っていました。
では、突然ですが問題です。
(*^_^*)
氷が溶けると、何になりますか?
答え「水」。
と習いますが、
「春」と答えた子供がいる、と。有名な話ですね。
だけど、本当に、すばらしい答えです。
では、とけるものは、他に何がありますか?
雪
アイスクリーム
チョコレート
金属
などなど他にも、いっぱいあるとおもいます。
では、とけるのは、なぜですか?
熱を加えたから!
そう、春になり、お日さまの光が強くなって、あたたかくなり、熱が加わることでとけます。
ところで、目に見えないものもとけますよね? 何がありますか?
心!
気持ち!
うん。
そうです!
別の言葉でいうと
わだかまり!
誤解!
こだわり!
思い込み!
そう、心の固さとも言えるこれらものもとけます。
やっと誤解がとけた、というように。
物質は、太陽の光と熱が高くなればとけます。
心の固さがとけるのは、仏さまの光と熱が必要です。
神仏に祈るということは、心に温かさと明るさをいただくこと。
そうして、春になって大地いっぱいに花が咲くように、心も春になれば、
花が咲き誇ります。咲は、「咲う」と書くと「わらう」と読みます。
今のように「笑う」が使われる前に使われていた字です。
つまり、心の花が咲くとは、人が笑顔になるということ。
仏さまに手を合わせ。心は春の日のようにあたたかく、笑顔の日びをすごしましょう。
今日の問題も、無事に、とけましたね!
(*^_^*)
今週もお元気で!
けいくう
☆☆
すさぶ時雨(しぐれ)の 夜はあけて 梅が香かおる 慈悲の庭 旭にむねの むすぼれも とけてうれしい 春の雪
おじひみちくる 潮風に やみのむら雲 はれわたり 金波銀波の 無辺際 のぼるあさひの 霊天地 (田中木叉上人道詠)