こんばんは♪
寒くなりましたね。
{{ (>_<) }}
今週は、明日が冬至。また、坊さんが言うのも何ですがクリスマスもあります。
年末のイベント目白押しですね。
(^_^)
冬至は、一年で一番、昼間が短い日!
よくここまで、短くなるのを耐えてきました。
冬至以降は、どんどん長くなっていきますから、いいことありそうですよ。
(^_^)
本当に、良いことがあるのですか?
けいくうさん
ウソは、いけませんよ!
はい!
では今週は、ウソについて、書いてみたいとおもいます。
ウソの反対は?
正直です。
尊敬している僧侶、広島の西光寺 檀上宗謙先生がfacebookで
興味あるお話をアップされていました。
☆ここから引用☆
宇宙のリズムはすべて正直です。
そこには嘘がありません。
人間は誰しも嘘をついてまで生きようとします…しかし
嘘をついてしまうと
慈悲と慈愛によって守られる
菩薩界から離れてしまい
人間界はより生きづらくなり
さらに苦しみの世界に入ってしまうこと
ネイティブのアメリカ人にも
決して嘘をつかないと言う教えがあります。
それは、先祖から敬っている
あらゆる恵を届けていただける
カチーナと言う精霊から
遠ざかり…生きる望みを失ってしまうと言う意味があってのことです。
仏教も同じ考えです。嘘をついてしまうと言う事は
様々な恵みが届けられる菩薩界から離れてしまい
その結果私たちは苦しみの世界に自ら入り込んでしまうこと。
☆引用ここまで☆
さすが檀上先生、その通りです。
ウソは、いけません。苦しみの世界に入ってしまいます。
ウソつきな僕は、苦しみまくっていますから。。。
なぜ、五戒に不妄語戒、ウソをついてはいけないという項目があるのかが
ハッキリとわかった気がします。
→「わかった」というのももウソかも。。。
(>_<。)
檀上先生のお話を読んで
ウソをついてはいけない。正直に生きようとおもいました。
☆☆
ウソつきの人でも身体は正直!です。
寒ければ、丸まります。
僕も
年をとったなぁと実感します。
だけど
だけど、心がウソを作るんです。
50歳を過ぎても、気持ちは30歳とか言っています。
(>_<)
ここで、今週のテーマ、ウソを考えてみたいのです。
ウソは、本当にいけないのでしょうか?
たとえば、
12月25日、小さな子供をもつ親は、ウソつきですか?
家族の病状をそのまま伝えるか、隠すかを選択するとき
告知しないのは、ウソつきですか?
「大丈夫?」と心配してくれる人に、すごくしんどいのに「大丈夫!」というのは
ウソつきですか?
夢を語って、実現できなかった人はウソつきですか?
などなど
☆
もちろん悪意のあるウソは、決してダメです。
だけど、ウソをつかないと仕方がない場面も生きていればあるんです。
そこに、周りの方を最大限配慮して、何があっても隠し通す、墓場まで持って行く覚悟でいうウソは、「愛」とか「やさしさ」っていうとおもうんです。
上の例は、事実とは違いますが、どれも「愛」でしょう!?
そういった愛がこもった言葉は、ウソと言わずに「方便(ほうべん)」と仏教では言ってます。
嘘も方便。
事実と違うことをいうという点では、似ていますが、中身はまったく違います。
ウソは、心が冷たくなり、身体も硬くなり、神仏から離れてしまいます。
だけど、方便は、ウパーヤといい、真理に近づくという意味です。
ゴルフで、カップに近づけるアプローチショットってありますが、あのイメージです。真理へのアプローチです。
人は、愛を学ぶために、幸せになるために、生きている、と僕はおもっています。
その為には、方便が必要な時もあります。
方便は、自分もまわりの人の心もあたたかくなり、神仏に近づくことです。
決して、自分の都合のいいウソを方便と言ってはいけない。
人を愛するため、やさしさを伝えるためにのみ、仏さまが許してくれる「事実と違うことを言う」。 それが、方便です。
家族にウソをついたと後悔したことがある方。アナタの心に真実があり、相手をおもいやる愛に溢れていたとき、それは、方便であり、仏さまがウインクして許して下さることだとお伝えしたいです。
さぁ、世のお父さん・お母さん、12月25日は胸をはって、サンタになりましょう!
(^_^)
お父さん・お母さんのその愛に溢れた心こそ、目には見えないサンタクロースですから。
ちなみに
ウソも方便は、「有相無相(うそ〜むそ〜」」から来ているという説もあります。
無相(=真理)は目に見えない、それを目に見える形(有相)で伝えるということ。
寒いですが、冬を楽しみましょう!
今週もお元気で!
けいくう
☆☆
悪いが悪い ところにも 無理もない点 きっとある 相手の身にもなってみて 大きくいきる おもいやり
広大無辺の みちからに みちびかれゆく 我なれど 弱き心の 悲しさに つまずきころび 日をおくる
(田中木叉上人道詠)