こんばんは♪
今日8月9日は、長崎の原爆記念日。
そして
先日8月6日は、広島の原爆記念日でした。
今年で、75周年になります。
去年、ニューヨークを訪問した時、国連で祈りを捧げさせてもらいましたが
その時、大変お世話になりました
中垣先生が、被爆75周年
Interfaith Prayer(宗教宗派を超えた祈り) and Peace Concert(平和のコンサート)
平和を世界へ 広島とニューヨークをつないで
というイベントを主催され
一応、仏教者を代表して、コンサートで般若心経をお唱えさせていただきました。
広島の檀上先生からお誘いを受け、お盆参り中でしたが、広島までとんぼ返りでいってきました。
そして檀上先生・私・バイオリニストの姜賢玉女史と佳奈尼と4人でステージに立ちました。
三帰依文を唱えたあと、姜さんが、G線上のアリアを弾き、それに合わせての般若心経でした。
そのステージで、檀上先生が、手に持っておられたのは、太平洋戦争の時、若き日本兵がアメリカ軍医に託したヘルメットでした。
その軍医ポール・アレン・カフマン医師は、アメリカに持ち帰えり大切にしていたのですが、7、8年前になくなりました。
その時、娘さんのアリシア・ベイ・ローレルさんが、父の遺品のヘルメットを父の遺志でもあったので日本に届けたいと思われ、ご縁あって約70年の時を経て檀上先生のもとに来たのでした。
檀上先生は、言われました。
「このヘルメットには、若き日本兵の平和への願いがこもっている。どうすれば、いいのか。仏教は、非暴力です。絶対暴力反対です。ところが、戦争になると、ヘルメットを頭にかぶって戦争の道具・武器になってしまいます。皆さま、戦争の反対は、何ですか?」
客席より「平和!」
檀上先生「そうです。だから、ヘルメットを反対、逆さまにしたら戦争の道具ではなくて、<平和の鐘>になります。今日は、この鐘を鳴らして、原爆でお亡くなりになった方、今も苦しんでおられる方、家族を失った方へ、祈りをささげて、これからの平和を祈りたい!」と言われ、演奏に入りました。
バイオリンの素敵な音色とヘルメットの<平和の鐘>の音色それに読経の声が混じり、なんともいい般若心経でした。
地球上の兵士が手にしている武器を楽器に持ちかえたら、すぐに戦争から平和が訪れるとおもいました。
武:いさましい より
楽:たのしく いきたいですね。
武器を楽器に。
アナタは、どの楽器を手にしますか?
まずは
強面(こわおもて)より笑顔を!
笑顔・笑い声は、
自分もまわりの人も、楽しくなる
最高の楽器です!
幸せな音を響かせましょう!
今週もお元気で。
ご機嫌よう。
暑いです。
汗をダラダラかいて、お盆のお参りしています。
15日まで、がんばります。
皆さまもどうぞお大切に。
けいくう
☆☆
せまる夕やみ くれの鐘 み名を念じて みあかしの
み前をたてば あらとうと 月にも照れる 慈悲のおも
悪いが悪い ところにも 無理もない点 きっとある
相手の身にも なってみて 大きく生きる おもいやり
(田中木叉上人道詠)
☆おまけ☆
G線上のアリアと般若心経をお聞きになりたい方は
より、ダウンロードしてください。
2020年8月30日まで、ダウンロード可能です。