朝晩、頬をなでる風が、とってもさわやかに感じられる。
そういう時期になってまいりました。
百人一首に
「秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影の清(さやけ)さ」
という句があります。
平安時代の有名な歌人。
藤原 顕輔(あきすけ)の一句です。
秋風が空を覆っている。
秋の雲をずっと流していくと、
そこから、まん丸の月さまが出てきます。
その光が「清(さやけ)き」というのは
「澄み渡った」と「さわやかさ」とが
合わさった言葉のように思います。
ふだんは、たなびく雲に隠れていても、
秋風が吹くと、仏さまがその雲を吹いてくださると
月が出てくる。
それによって、私たちの心も「清(さやけ)し」という状態になる。
澄みきって清らかになる。
その光を浴びて、さわやかな笑顔が、広がっていくのではないでしょうか。
今月は秋のお彼岸の月です。
通照院では9月20日が法要です。
あとの日曜日もお念仏会を予定しております。
どうぞふるってご参集ください。
お待ち申し上げます。