2026年9月更新

清(さやけ)し

朝晩、頬をなでる風が、とってもさわやかに感じられる。
そういう時期になってまいりました。

百人一首に
「秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影の清(さやけ)さ」
という句があります。

平安時代の有名な歌人。
藤原 顕輔(あきすけ)の一句です。

秋風が空を覆っている。

秋の雲をずっと流していくと、
そこから、まん丸の月さまが出てきます。

その光が「清(さやけ)き」というのは
「澄み渡った」と「さわやかさ」とが
合わさった言葉のように思います。

ふだんは、たなびく雲に隠れていても、
秋風が吹くと、仏さまがその雲を吹いてくださると
月が出てくる。

それによって、私たちの心も「清(さやけ)し」という状態になる。

澄みきって清らかになる。
その光を浴びて、さわやかな笑顔が、広がっていくのではないでしょうか。

今月は秋のお彼岸の月です。
通照院では9月20日が法要です。

あとの日曜日もお念仏会を予定しております。
どうぞふるってご参集ください。
お待ち申し上げます。