もう12月になりました。
今年も早いですね。
年末にかけて掃除をなさると思いますが、
掃除をするとどんな良いことがあるのでしょう?
実際に、部屋がきれいになると気持ちもスッキリいたします。
心は目に見えませんが、日々生活していると
ホコリがたまったり、汚れがついてしまったりするのです。
心が濁ってしまうと、物事がひっくり返ることがあります。
例えば、相手に幸せになってもらいたい、喜んでもらいたいという意思(いし)を持っていたとしても、
心が濁ると意地(いじ)悪くなってしまいます。
意地(いじ)を張ってしまうようになります。
親切な言葉をかけようと思っても、
その口(くち)が濁ると愚痴(ぐち)になってしまいます。
そして、ついつい小言を言ってしまいます。
人に徳(とく)を積む。
みんなに良いことをして徳(とく)を積みたいと思っても、
心が濁ったままでは、それが毒(どく)になってしまいます。
かえって人の迷惑になってしまいます。
だからこそ、心をきれいにしておく必要があると思うのです。
心はなかなか目には見えませんから、きれいにすることが難しいです。
だからこそ、身の回りをきれいに掃除をし、
身辺を整えると自然と心も整います。
大晦日にまとめて大掃除をするのではなく、
日頃からコツコツお掃除を心がけましょう。
今月も日曜日ごとにお念仏会を予定しております。
寒くなりますが、どうぞ奮ってご参集ください。
お待ち申し上げます。