2024年12月更新

心濁すな

もう12月になりました。
今年も早いですね。

年末にかけて掃除をなさると思いますが、
掃除をするとどんな良いことがあるのでしょう?

実際に、部屋がきれいになると気持ちもスッキリいたします。

心は目に見えませんが、日々生活していると
ホコリがたまったり、汚れがついてしまったりするのです。

心が濁ってしまうと、物事がひっくり返ることがあります。

例えば、相手に幸せになってもらいたい、喜んでもらいたいという意思(いし)を持っていたとしても、
心が濁ると意地(いじ)悪くなってしまいます。
意地(いじ)を張ってしまうようになります。

親切な言葉をかけようと思っても、
その口(くち)が濁ると愚痴(ぐち)になってしまいます。
そして、ついつい小言を言ってしまいます。

人に徳(とく)を積む。
みんなに良いことをして徳(とく)を積みたいと思っても、
心が濁ったままでは、それが毒(どく)になってしまいます。

かえって人の迷惑になってしまいます。
だからこそ、心をきれいにしておく必要があると思うのです。

心はなかなか目には見えませんから、きれいにすることが難しいです。

だからこそ、身の回りをきれいに掃除をし、
身辺を整えると自然と心も整います。

大晦日にまとめて大掃除をするのではなく、
日頃からコツコツお掃除を心がけましょう。

今月も日曜日ごとにお念仏会を予定しております。
寒くなりますが、どうぞ奮ってご参集ください。
お待ち申し上げます。