清少納言の「枕草子」に四季の美しさが描かれています。
春はあけぼの。
夏は夜。
秋はなんでしょうか。
秋は「夕暮れ」というふうに彼女は書いています。
夕日が山に当たって、紅葉が輝いて、そこにカラスが三羽、四羽、二羽、三羽と巣に帰る。
それが何ともいえずいいなあ。
山の遠くに雁が群れをなして、す〜っと飛んで行くのも
とってもいいなあ。
日が暮れると、風の音虫の音。
それらがすばらしい、と言っています。
秋はいろいろなことを感じられ、食べ物の恵みも得て、
暑さが過ぎて、体も動かしやすくなります。
こうしたすてきな時に感性を磨いて、楽しく過ごしていきましょう。
夕日が素晴らしいのは、来たる極楽浄土が想起されるからだと思います。
沈む夕日の向こうに、いとしい人たちがいて、
私もいずれ、その魂の故郷である浄土に帰っていく。
そうした大きな安心感の中で、今月も楽しく過ごしてまいりましょう。
今月も日曜日ごとにお念仏会を予定しております。
第3日曜日は、今年最後の法要、十夜法要がございます。
皆様奮ってお参りください。