先日、法事に4年生の男の子と2年生の女の子が参列してくれてました。
読経してお念仏した後、
お話をする時に「君たちの一番大切なものは何ですか」と聞きました。
男の子はちょっと考えて「ぬいぐるみ」と言いました。
女の子は「人形」と言いました。
とっても大切なんでしょうね。
そして「それが本当に一番大切なものですか?」と続けて尋ねると
うーんと考えて「ゲーム」と言うんですね。
「ゲームもぬいぐるみも大切だけど、本当に一番大切なものは何ですか?」と聞きました。
わからないという顔したので
「君たちの横には誰がいますか?」と聞くと
「お父さんとお母さん。」
「お父さんとお母さんと人形とどっちが大切ですか?」と聞くと
「お父さんとお母さん」
「そうですね。お父さんとお母さんは何よりも大切だと思うよね。
だけど、どうして分からなかったんだろう?」と聞くと
男の子が「当たり前だから」と言ってくれました。
そう、当たり前になると大切なものが分からなくなる。
今月は本当に大切なものは何か、
当たり前にしていて気づいていないものはないのかということを
ちょっと考えて生活してみましょう。
日曜日ごとにお寺ではお念仏会をしています。
大切なものに気づけるかもしれません。
7月27日土曜日の夕方は、子供のお祭りです。
お寺に来てお寺を体験し、花火をしてお菓子をもらって帰ってください。
お待ちしています。