2022年6月更新

鬱陶しいときは

もうすぐ梅雨に入りますね。
鬱陶しい日が続くと思います。

この「鬱陶しい」と言うのは、「鬱陶:心が晴れない様」に形容詞の「しい」とつけて「鬱陶しい」。
「心が晴れないな」それが「雲が覆って空が晴れないな」「この梅雨の時期は晴れないから鬱陶しいな」というふうに言われています。

心が晴れないのは、いろんな要因があると思いますけれど、人付き合いが大きいと思います。
人と人とは関わり合って生きていますが、
一生懸命あなたのためにしているのに、一生懸命すぎて迷惑がられるとか。
ちょっと距離を置いておこうと思って連絡しなければ、冷たい人だと逆に言われてしまったり。

人と人との関わりで無意識に傷つけたり、傷つけられたりする。
私のことをこんなに傷つけたあなたは許せないというふうに、
相手のことを許せない、許せない、と思う人もありますけども、
その間、相手のことにエネルギーと時間を使っています。

それは、もったいなくはないですか?

自分に与えられた時間。自分の幸せのために使う。
だから相手を許したほうが、自分の人生豊かになるように思います。
簡単に許せることではないですけど、その気持ち、仏さまに預けに来てください。

6月も日曜日ごとに御念仏会をいたします。
どうぞ奮ってご参集ください。
お待ち申し上げます。