2018年8月更新

やさしい人、やさしそうな人

先月の西日本の豪雨、また、大阪北部の地震で、
お亡くなりになられた方、被害に遭われた方、
心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

本日は「やさしい」ということについてお話させていただきます。

「やさしい人」そして「やさしそうな人」
似ていますけれど、どこか違います。 その違いは何ですか。

「やさしそうな人」は、もしかしたら「自分が弱い」と思っているかもしれません。
その弱さを隠すために、周りの人に「イヤです」と言えず、
「いいよいいよ」と何でも引き受けてしまう。
それが「やさしそうな人」かもしれません。

「やさしい人」というのは、
自分の心の中で何が大切なのか、
何をきちっと守って生きていくのかということを、ちゃんとわかっている人。
だから、時には周りの意見に「それは違います」「イヤです」と
ハッキリと言うことができる人ではないかと思うのです。

その上で、相手のことを思いやって、相手のために喜ばれることをする。
それが「やさしい人」ではないかと思うのです。

そのためには、日ごろから手を合わせて、
自分の心の中をきちっと見つめて、
何が大切なのかを確認していくことが必要だと思います。

今月は8月ですから、日曜日ごとの行事は第一日曜日だけです。
あとは8月18日にお盆の法要がございます。

暑いですけれど、どうぞふるってお参りください。
お待ち申し上げます。