６月のことを「水無月」と言います。
「水の無い月」と書きますが「水の月」という意味で、「水のことを思い、大切に考えましょう」という月です。
「ライフライン」といいますと、水道・電気・ガスと答えられると思いますが、
私たちの命を育んでくれているのは「きれいな水」「澄んだ空気」「ゆたかな大地」です。
その３つの、みめぐみがなければ命は育まれません。
「水」が、高いところから、低いところに流れることは、
自然の摂理そのままですね。
どんな器に入っても、きちっと収まる、柔軟な姿勢もあります。
私たちの心は、自然の摂理に従っていますか？
よどみなく、高いところから低いところにスーッと流れていますか？
どんな人とお会いしても、
どんな状況になっても、
きちっとそこに留まっていますか？
心には、姿形がなく、見えませんから、わかりにくかもしれませんが、
水に学んで「しなやかな心」「ゆったりした心」を身につけていきたいと思います。
今月も日曜日ごとにお念仏会を行っています。
どうぞご参集ください。
お待ちしております。