2016年5月更新

心に灯火を

こんにちは。2016年も5月になりました。
先月は熊本で大きな地震が相次いで起こり、お亡くなりになりました方、心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災されて、今も避難されている方もおられるでしょう。
心よりお見舞い申し上げます。

私たちは、お祈りを捧げるときにロウソクの灯をともします。
普段の生活の中で、私たちがおひさまから明るさとあたたかさをもらっているのと同じように、ロウソクの火を灯すことによって、仏さまの光、そしてあたたかさをいただいているのです。
「さみしいなあ」という心の想いを、仏さまがあたためてくださることを象徴しているのです。

心の闇に仏さまの光が差し込んで、明るくなりますように。

お歌
「月影の 至らぬ里は なけれども 眺むる人の こころにぞすむ」

浄土宗の宗歌にもなっていますが「光を受け取ること」が大切です。

いつも仏さまの光は私たちを明るく照らしてくださっています。
そのことを忘れないように致しましょう。