2021年7月更新

故 溝越 敏治(みぞこし としはる)さま

啓空より〜

溝越さまは、平成10年より当院総代・護持会会長としてお寺を支えてくださいました。
平成16年12月に、70才でお浄土に旅立たれるまで、多大なる貢献をいただいたことが懐かしく思い出されます。

平成11年の授戒大法会・住職就任式では、
一町寺としては考えられないような、盛大な披露の宴を、
震災後に創業社長となり再建された「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」で行うことができました。
これは溝越居士の尽力によるものと、感謝を忘れたことがありません。

平成16年春、身体の不調を訴えられ、脊髄の手術から胃ガンが見つかり、そのまま入院・治療を続けられましたが、
薬石効なく、仏さまのみもとへお還りになりました。
病中にあっても、他者を慈しみ、おもいやり、最後の最期までやさしい方でした。

私にとりましても、父のような存在で、そのご恩に報いられるよう、精一杯、念仏精進してまいります。

故 溝越 敏治(みぞこし としはる)さま