2020年2月更新

小松 英子・庸夫(こまつ ひでこ・つねお)さま

私が東日本大震災の後、病気をしたこともあり、福島県いわき市から神戸に引っ越して参りました。

浄土宗のお寺を探すのに、本山・知恩院に行き、社務所で兵庫教区の教務所を教えてもらいました。
垂水には浄土宗のお寺が二ヶ寺あると案内いただき、まず通照院を訪ねました。
すぐに気にいり、護持会の末席に加えていただきました。

今までは、葬式や法事にしかお寺参りをしていませんでしたが、
日曜日の念仏会や法要に参加させてもらい、住職や念仏会の皆さまの皆さまに温かく迎えていただき、震災で傷ついた心が癒されました。
過去を引きずるのではなく、かけがえのない「今」を大事に生きていきます。

息子(庸夫)も、法要にはお寺にお参りに来てくれるのは、うれしいことです。
これからもよろしくお願いします。

啓空より〜

小松さまは、福島弁で話されます。
それがとても心地よく耳に響きます。

震災で経験なさったおつらいことを、念仏会の皆さまがしっかりと受けとめ、支えられている様子を拝見するとき、護持会のすばらしさを感じます。
同じ震災を経験した神戸の市民ということだけでなく、お念仏の力によるものを感じます。
頼もしいかぎりです。

小松 英子・庸夫(こまつ ひでこ・つねお)さま