2017年11月更新

植原 幸子(うえはら さちこ)さま

昭和55年、植原家の長男が他界したため、一族で相談した末、次男の私共が仏壇をお祀りし、姑さんとも一緒に暮らすことになりました。
予期していなかったことでしたから、いろいろ悩んでおりました。
そんなとき、啓空住職のお祖父さまにあたる教道老僧におすがりしました。

老僧が毎月のお参りの度に、お話くださり、智恵をいただいたおかげで、家庭内の人間関係も少しずつ落ち着いてまいりました。
老僧には、言葉で言い尽くせない大きなご恩がございます。本当にありがとうございました。

現在は、お寺の奥さまよりお誘いいただき、ご詠歌・押し花でお世話になり、楽しくすごさせていただいております。

啓空より〜

植原さまは、やさしく温厚なご主人を、昨年の夏、お見送りになりました。
最期の2〜3年は、お身体が辛い状況でしたが、毎年お正月の修正会(しゅしょうえ)には、お参りくださっていました。

今年のお正月は、お孫さんとともに、お参りくださいました。
かれこれ40年ほど途切れることなく、お参りを続けてくださっています。

一年のはじめを菩提寺の仏さまにきちんとご挨拶をしてはじめていただけること。ありがたいことです。

植原 幸子さま