2017年2月更新

今津 奈加子(いまづ なかこ)様

私と通照院とのご縁は、二人の子どもが前住職に英語のご指導を受けたことから始まりました。
その後、息子が大学一年の時、山の事故で亡くなったことがきっかけになり、護持会に入会致しました。

それから、はや三十数年。
振り返ってみますと、あの時、立派な羅針盤と力強く航行を指揮するキャプテンを有し、お浄土へ向かう「通照院」という大きな船に乗せてもらったのだと思います。

ご法話のほんの少ししか自分の力で消化できなくても、心寂しくならなかったのは、常にお念仏の大切さを教えていただいたからです。
近頃は、自分にとって不都合と感じることにも、あまりとらわれなくなったような気が致します。

真っ正面に大ミオヤ阿弥陀さまを念じ、イメージして、安心して心の中でナムアミダブツ。
私にとってお念仏は、明るく、強く、心やさしく、生きるためのテーマソングのようなものです。

合掌

啓空より〜

今津さまは、いつまでも若々しく美しい品のある方です。
ご趣味の歌舞伎や日本舞踊に加えて、私が能楽を稽古することになったのを機に、能楽にも興味を持たれ、私の舞台は、当初から足を運んで、みていただいています。
明るい声で、住職の背中を押して下さること、ありがたく感謝しております。

今津 奈加子さま