2016年10月更新

奥村 幸一(おくむら こういち)様

通照院とのご縁は、近江に住んでいた父が、神戸の私たちのもとへ余生を過ごしにやって来たことからはじまりました。
たしか昭和60年の12月でした。

お仏壇の開眼法要、その後の先祖供養をお願いできるお寺を探し、通照院を訪ねました。
ご挨拶を申し上げて、すぐに失礼するつもりだったのですが、奥さまが本堂にご案内くださり、ご本尊さまに合掌し祈りを捧げることができ、いいご縁に安堵した日のことが、昨日のように思い出されます。

その翌年の2月、父は他界しました。
おかげさまで、父自身にとって納得の人生だったと思っております。

その後、阪神淡路大震災によって、私も多くの問題を抱え悩んでいましたが、前住職から「現実から目を背けずに、前に進むように」とご指南いただきましたこと、今もって熱き想いが胸に残っております。

その後も、護持会役員の一員として、大いに勉強させていただきました。
日曜日毎の法の集い、ご法話、皆さまとのお念仏行、特にはゴールデンウィークの別時念仏会。元祖大師法然上人の二十五霊場巡りバスツアーなども楽しい限りでした。
これからの通照院のご繁栄とご発展、そして護持会の皆さまのご多幸を心から祈念申し上げます。

啓空より〜

奥村さまご夫婦のすばらしさに、どれだけ応援していただいたかわかりません。
私が住職に就任して以来、ずっと護持会副会長として支えてくださいました。
私には、父のような方、母のような方が沢山いてくださり、とても幸せです。
奥村さまもそのお一人です。
心より、感謝申し上げます。

奥村 幸一さま