2020年6月更新

「三密」をつづける

コロナの自粛中、よく耳にされた「三密」。
「密集・密閉・密接を避けましょう」と言われていましたが、
この「三密」という言葉は、もともと仏教の言葉にあるのです。

身蜜(しんみつ):体で行うこと
口蜜(くみつ):口をついて出た言葉
意蜜(いみつ):心に思ったこと

その三つをきちっと治めて、悟りの世界へ参りましょう。

仏さまだったら、笑顔をふりむけ、やさしく手を差し伸べる。
スッと、人の役に立つ、喜んでもらえることをなさるはずです。

口からは、やさしい言葉、思いやりのある言葉、
温かい言葉を使われるはずです。

心には、いつも目の前の人がしあわせになりますように。
喜ばれますようにという思いを持たれるはずです。

この「三密」は生きている間、ずっと続けていただきたいことです。

人に喜んでもらえる。
それが自分のしあわせにもつながって参ります。

今月からは、自粛も解けましたので、日曜日の「法のつどい」予定通り行います。
どうぞふるってご参集ください。
お待ち申し上げます。