2019年3月更新

心の鬼退治とは

こんにちは。
3月になりますと、風も「春の風」になって、気持ちいいですね。
皆さま、いかがお過ごしですか。

3月3日は「ひなまつり」。
おひなさまを飾っておられるところもあるでしょう。

「ひなまつり」のことを、日本では「桃の節句」といいます。
桃の花が実を結び、その中から生まれてくるのが「桃太郎」です。

桃太郎はイヌとキジとサルを従えて、鬼ヶ島に鬼を退治しに行きますね。
それは仏教でいうと「三毒」。
「怒りの心」「貪りの心」「愚かさの心」をきちっと整えることです。

心の鬼を退治するためには
「怒らない」「貪らない」そして「正しい智恵を学ぶ」こと。
これらは、人間として生きていくことに、つながるのではないかと思うのです。

いろいろな感情を持って生きることは
人として生きていく上で、必要なものです。

しかし、不必要に長いこと怒り続ける、また貪り続ける。
それはどうかと思うのです。

自分の心を見つめて「三毒」に染まらないように、
「楽しく」「明るく」「正しく」生きていきましょう。

今月も日曜日ごとの「お念仏会」がございます。
3月17日が当院の「春の彼岸法要」です。
どうぞふるってご参集ください。
お待ち申し上げます。