2017年3月更新

心にも、ごはんを

2月の終わりから、垂水舞子地区では「いかなご漁」が行われています。
「いかなご」はとても小さな魚ですが、ごはんの上に「いかなごのくぎ煮」をのせていただくと、とても美味しいです。
よくご存知の方もおられると思います。

また、春にはいろいろな食べ物が市場に出て参ります。
それについては、みなさまの方が詳しいのではないでしょうか。

春は「Spring」。
泉が湧き上がってくるように、新しいいのちが育ってくる季節です。

食べ物は健康になるために必要ですが、健康に生きていくためには、心にも栄養を与える必要があります。
いわば「心のごはん」です。

みなさまは「心のごはん」をどのように召し上がっていますか。
私は「手を合わせて祈りを捧げること」が「心のごはん」だと思っています。

先祖のことを想う。
愛する人のことを想う。
自分のいのちが、今こうしてあることを想う。

そうした祈りが、いのちの奥の方から輝いて、湧き上がってくるのを感じていただけると思います。
「祈り」大切です。
是非、心にもごはんを。

3月19日に春のお彼岸法要を予定しております。
日曜日にはお念仏会もございます。
ふるってご参加ください。