通照院について

住職ごあいさつ

住職
佐橋 啓空

当院は、どなたにも開放されている会員制の仏教寺院です。
ご一緒にお念仏して、阿弥陀さまの光を受け、こころ豊かに、いのちあることをよろこびながら出会ういかなる相手(人・もの)をも活かし、自分も活きる「無二的人間」の念仏道を歩いていきましょう。
人生をうれしく・たのしく・しあわせに・きれいに・やさしく・まごころのあるものに。
それが歌敷山通照院の願いです。

住職 佐橋 啓空

通照院の由来

徳川 宝歴年間(1751年)京都東山にある総本山知恩院の宿坊として浄土宗の学僧義山上人が開創しました。
その後、明治・大正・昭和期には、念仏道場また華頂宮宿坊宗門の指定教育の場としてその重責を果たしました。
昭和5年(1930年)に知恩院の宿坊・入信院のご本尊と本堂を当地・舞子に移築。
寺号を「通照院」として継承し、今日に至ります。

通照院の御本尊

阿弥陀如来さまは、臨終の時に二十五菩薩を伴ってお迎えにきてくださり、極楽浄土へ導いてくださる仏さまです。
「南無阿弥陀仏」と称えて、お念仏をする人々をお護りくださり、お育てくださいます。

「生けらば 念仏の功つもり 死なば浄土へ まいりなん とてもかくても この身には おもいわずらうことぞなき」
(法然上人)

通照院にいらっしゃる阿弥陀如来さまの像は江戸の中期の作で、約300年の歳月、
人々に慈しみの眼差しをそそいでくださっています。
金箔の上からさらに金泥で、お衣に模様が描かれており、上品上生印を結ばれているため、
人差し指と人差し指の爪の間がすきまがあるのが特徴です。

 

通照院の諸仏

通照院には、さまざまな仏さま・菩薩さま達がおられます。
それは、どんな方でも、もれなくお救いくださる仏さまの慈悲をあらわしているのではないでしょうか。
通照院にお参りになって、アナタに合う仏さまを探してみてください。
きっとピンとくる仏さまが、待ってくださっています。

  • 弥勒菩薩

    弥勒菩薩(みろくぼさつ)

    お釈迦さまの入滅後、56億7000万年後にこの世に現れ、人々を救済する未来仏です。

  • 如意輪観音菩薩

    如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)

    六本の手があり、六道の世界にいるすべての衆生(しゅじょう)を救済する菩薩さまです。

  • 多聞天

    多聞天(たもんてん)

    帝釈天のもとで四方を守る四天王(多聞天、増長天、持国天、広目天)のなかで北方を護る守護神です。

  • 増長天

    増長天(じょうぞうてん)

    帝釈天のもとで四方を守る四天王(多聞天、増長天、持国天、広目天)のなかで南方を護る守護神です。